i.京都府のいろいろ

2022-12-06

編みぐるみ和菓子店のブログを新たに作りました!

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お久しぶりです(この頃いつもの挨拶だ)、kozueです。

写真は京都「亀屋清永」の”餢飳(ぶと)”
これを編みました。編んだのでココログに記事を投稿したのですが、どうにもこうにもいままでのような雰囲気になりません。

なので思い切って「編みぐるみ和菓子店」のサイト内にブログページを作りました。よろしかったら、新しいページをご覧くださいませ。

編みぐるみ和菓子店のブログ

 

情報番組などで紹介されたお菓子があると、いまだにわたしのブログでも、ぽ〜んとそのページのアクセス数が跳ね上がります。なので、このブログはこのまま残し、新しいブログに記事を投稿するときは、こちらにも「投稿しました〜」とお知らせします。
もしコメントを残していただけるならば、どちらのブログでも歓迎致しますので、遠慮なくどうぞ。

それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ちなみに編んだのはこんな感じ。ふふっ かわいい。

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編みぐるみ和菓子店のサイトはこちら

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2022-04-04

編みぐるみ和菓子店*清浄歓喜団

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編みぐるみ和菓子店の新作「清浄歓喜団」

 

お久しぶりです。一年ぶりの作品は1617年創業「亀屋清永」の代表銘菓”清浄歓喜団”。

白檀、桂皮など7種類の香料を練り込んだ皮に小豆餡を包んでじっくり揚げた、高貴な方々のみ口にできたお菓子ですが、なんとも不思議な香りといい、八葉の蓮華と金袋を表した形といい、とてもありがたいお菓子なのであります

がりっと硬い皮を表現するのに、ワイヤーを編み込んでみました。

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爆発防止に底に刺した穴から餡が見えるような見えないような。

 

まあ実物と比較すれば「八葉」の部分があまいな、とも思うのですが、これが精一杯です(苦笑)。

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亀屋清永:京都市東山区祇園石段下南

 

「編みぐるみ和菓子店」のサイトはこちら→編みぐるみ和菓子店

※サイト内ファイル数が増えて構成見直しを迫られているため、しばらく新規ページをInstagram連携でしのぎます。Instaに載せた写真は上の2枚です。

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2017-12-27

フラウピルツ(京都)/シュトレン

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京都「フラウピルツ」の”シュトレン”


今年初めてお取り寄せにていただいたのが、京都「フラウピルツ」の”シュトレン”。
サクサクっとしてホロホロっとした食感は、やがてサクサクッとしながらややしっとりの方向へ。とてもとても好みの味わいで、お初ということもあって興奮しながらいただいたのでした。

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レーズンのほかにはオレンジピール、レモンピール、レモンの皮、と柑橘多めの爽やかな風味。

※過去のフラウピルツの記事はこちら→フラウピルツ(京都)のきのこクッキー(2014/11)


ドイツ菓子 Frau Pilz(フラウピルツ):京都市左京区一乗寺樋ノ口町19-6

***

さて、2017年を振り返ってみると、きのこの編みぐるみが中心になってしまって、編み和菓子は「うぐいす餅」しか完成しなかった…いろいろ構想はあるのですが、来年はもう少し形にしたいと思います。

それではみなさま、楽しい2018年でありますように!

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2016-01-29

俵屋吉富(京都)/くず湯 雪だるま

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京都「俵屋吉富」のくず湯。雪だるまの形が可愛らしい〜


お寒うございます。
パソコンに向かおうにも、本を読もうにも、編み物をしようにも、手が冷え切ってしまって長続きしません。
とりあえず熱いもので温まろう。

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小豆味、待機中。。。


京都「俵屋吉富」のくず湯。このかわいい雪だるま形は1月上旬くらいまでの季節限定商品(はい、もう今冬は販売終了しました)。
お湯を注ぐだけでもしっとりおいしいくず湯ができます。お鍋で練るともっといいらしいけどね。

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溶けゆく白い葛湯。。。


俵屋吉富:京都市上京区室町通上立売上る室町頭町285-1
 ※高島屋新宿店B1F 銘菓百選にて購入。

和菓子

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2015-08-29

三木都(京都)/松風

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京都「三木都」の“松風(黒豆入り)”


初めて「味噌松風」(たぶん「松屋常磐」製)というお菓子を知ったのは、大企業出身者がほとんどの中小企業に勤務していたときでした。京都からのお客さまにいただいた松風を、もちろんいただいたのは上司ですが、わけあってわたしが持ち帰ることになり、友人と「おおぉぉ! 包みが立派! さすが京都! こんなお菓子初めて!!」などと興奮しながらおいしく、どういうお菓子なのかよくわからないままとにかくおいしくいただいたのでありました。

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さて、池袋西武で見つけた松風専門店「三木都」の“松風”。
もともとの松風は、大きく丸く焼いたものを短冊状に切り分けるそうですが、「三木都」の”松風”は小さく丸く焼いたものを個別包装しています。切り口から乾燥していくのを防ぐことができ、より焼きたてに近い味を目指しているとか。
一般的なものと黒豆入りの二種類ありますが、その日は黒豆入りしか残っていませんでした。

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“松風”特有のもっちり感は生地を発酵させることによるもの。そしてなるほど、もっちりしてしっとり。
白味噌の風味もいいですね〜。これは黒豆入りなので、ケシの実とともにお豆の食感がアクセントにもなります。



ちょっと「三木都」について誤解があるようで、ネット上には「亀屋陸奥」の支店とか息子さんの店といった誤った情報も見られますが。
室町時代創業の、のちに「亀屋陸奥」となる大塚家はもともと本願寺の御供物を調進していたのですが、その三代目大塚治右衛門春近によって、織田信長と戦う石山本願寺の門徒の兵糧にと作られたお菓子が「松風」の始まり。「三木都」のご主人は、この大塚氏の直系の子孫です。
現在の「亀屋陸奥」は昭和に入ってから株式会社化して「亀屋陸奥」ののれんを引き継いでいて…渦巻く大人の事情…。
もちろん当事者や地域の方々にとっては「のれん」も大事なことだと思います。でも、わたしがあれこれいうのもなんですが、ただの和菓子ファンとしては、何よりその「味」と「心」がきちんと引き継がれていくことを望みますので、「三木都」のような起業をされたお店には、大きな期待とエールを送りたいのでした。


三木都:京都市上京区新烏丸頭町190 イストワール御所東
※西武百貨店池袋本店B1F 卯花墻(諸国銘菓コーナー)にて購入

和菓子

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2014-03-13

亀屋良長(京都)/焼きあづき

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京都「亀屋良長」の“焼きあづき”


「焼きあづき」の札に引き寄せられて見れば、1803年創業の老舗ながら、いろいろと新しい試みが評判の「亀屋良長」の焼菓子。

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常々「こしあんを作ったあとの小豆の皮って飼料にするのかしらん」と思っていたのですが、それを乾燥させて、ぼうろ生地に混ぜ込んで焼いたお菓子です。
なんとなく和洋折衷な風味がして、ぼうろというよりクッキー。でも表面にまぶされた和三盆糖でお上品度アップ。

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もっと寄って見ましょうか。

何よりざくざくっとした食感、その中から「これきっと小豆の皮だよね」という雰囲気のものがぷちぷちと噛み砕かれるさまが、なんとも楽しいのでした。


京菓子司 亀屋良長:京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
 ※高島屋新宿店銘菓百選にて購入

和菓子

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2014-01-05

キートス(京都)/シナモンロール

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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京都「キートス」の“カハビプッラ”=シナモンロール


まだ年末の話題でスミマセン。こんなに大好きなパン屋さんなのに、記事を書くのがなんと3年ぶりの京都「キートス」。
毎年末に「キートス」のパンを取り寄せて、心豊かな年末年始の朝食を楽しむのが恒例となっているわが家です。

・・・と、3年前とまったく同じ文章で何の違和感もない年明けです。

じつは昨年末初めて、シナモンロールを注文してみました。家人はシナモンの香りが苦手なので、わたしも購入するのを遠慮していたのですが、いない間に堂々と食べたらいいんだ、といまさら気づきまして。

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別角度から。ちょっとカエルっぽい?

アメリカンなタイプとは違った意味で重みがあってむっちりした生地は、かみごたえも満足感も十分です。
何より、クンクンと鼻先を近づけてもそれほどシナモンの香りを感じないのに、口にした途端にわっと広がるそのスパイシーな香り! これはすばらしい〜♪


※過去のキートスの記事はこちら。
キートス(京都)/じゃがいもパン(2011/1)
キートス(京都)/クグロフ(2007/12)
キートス(京都)のフィンランドパン〜しみじみと、じんわりと、2006年ベスト「うまい」パン!(2006/12)
キートス(京都)/ハパンレイパ、ペルナリンプ(2006/4)
キートス(京都)のパン(2006/3)


キートス:京都市中京区壬生坊城町33 グランディール朱雀002(JR山陰線二条駅、阪急京都線大宮駅) 火休

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2013-08-11

レストランよねむら オリジナルクッキー(京都)

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レストランの楽しいお食事風景。缶の中身は・・・


高級レストランなんてまったく無縁なものですから、ぜんぜん知らなかったのですが、何年か前に渋谷西武百貨店で見つけたこの缶にとても心惹かれるものがありまして、でもそのときは荷物が多かったので諦めてしまったのです。いやその前に4000円近いお値段に悩んだのでした。
その後、それがどういうクッキーなのか調べるでもなく、そのわりに渋谷西武を通りかかると必ず「あれ、あるかな」と立ち寄ってみたのですが、お目にかかることもなく。初めて見てから1年過ぎた頃だったか、テレビだか雑誌だかで取り上げられていて、「レストランよねむら」とは“まるでドラマのようなコース料理”を提供する、ミシュランガイドで☆のついたお店であると知りました。
それからさらに2年くらいでしょうか。ようやく渋谷西武で出会いましたのよ、“レストランよねむらオリジナルクッキー”。

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みっちりとおさまった12種類のクッキー。

これは大人のクッキーでした。
“チーズ胡椒”や“お抹茶”“ヘーゼルナッツチョコ”はその味がどーんと直球で濃厚。“七味”“柚子”“ジンジャー”は食べているうちにふわ〜んとその味が広がる。“黒ごま”“メレンゲ”“ココナッツ”“マカダミアナッツ”は想像どおりの味。“ぶぶあられ”“黒糖きなこ”も想像どおりながらちょっと面白い。これで12種類。
甘さとともに塩味がしっかりきいているものもあって、お酒のお供によい味もあります。

3年越しのあこがれ。満足でした。ええ、わたしにとっては高額商品ですから、満足できなくちゃ困ります(笑)。


レストランよねむら:京都市東山区八坂鳥居前下ル清井町481-1
 ※西武渋谷店B1諸国銘菓売場にて購入。お店のサイトにオンラインショップもあります。

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2013-04-08

編みぐるみ和菓子店*おはじき飴

厄をはじくのだ。

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「どうして透明なの?」
「それはね、ゴムでできているからだよ」


やっぱり細かいの編んでますね。編みぐるみ和菓子店の新作は「おはじき飴」です。
しかも今回は、ビーズ細工に使われる透明ゴムを編んでしまいました。さらに青の色糸は絹の手縫い糸。もーうどれだけ、ほんとーうにどれだけ編みにくかったことか。

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お手本にしたこちらは京都「大文字飴本舗」の“おはじきのうた”

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厄をはじく、という意味合いから、おはじき飴は正月菓子に多いようです。だから、どこにでもありそうで、意外にどこにもなかったおはじき飴。
タイミングよく、渋谷西武百貨店で見つけました。

大文字飴のサイト


本物のおはじき飴は写真を撮っている間に表面が溶けてきてどんどん透明度を増していきますが、編みおはじき飴は、伸びたり縮んだりするゴムとの攻防を繰り広げているうちに透明度が失せて、なんだか白っぽくなっていきます。
はい、どちらかというと袋から出す前の白っぽい雰囲気に近いのではないか、という感想はもう締め切りました。


というわけで、こちらも見てね。
編みぐるみ和菓子店“おはじき飴”
今回はかなり乙女チックにしたつもり(笑)


ところでこちらもおはじき飴。
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金沢「諸江屋」の縁起菓子“久寿玉”に入っているおはじき飴。

この多色使いおはじき飴にも挑戦してはみましたが、できあがりはまったく別物になってしまったのでボツ。
でも「おはじき飴」ときいて思い浮かべるのはやはり最初のほうですよね。

編みぐるみ和菓子店はこちらから


さて、実はもうひとつ新作を作りたかったのですが、そろそろ時間切れ。ここからは作品展の準備に突き進む所存でございます。
「おはじき飴」はもちろん、第1作「おはぎ」も並びますよ〜。いっぱい並べて笑っちゃいますよ〜。

詳細はこちらをご覧ください。
 →作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」のご案内

和菓子

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2013-02-03

伊藤軒(京都)の節分菓子!

福はぁ〜内ぃ〜

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「伊藤軒」のポン菓子製“鬼斬りおこし”と“恵方巻”


毎年楽しみにしている深大寺の節分会ですが、今年は時間がなくて行けませんでした。それならちょっと楽しいお菓子でわが家の節分会〜。

ときどき編みぐるみのモデルにしています京都「伊藤軒」の楽しいお菓子。
おにぎり型のおこしを“鬼斬り”と呼ぶなんて、追い払うんじゃなくて斬っちまうのかいっ! と恐ろしくもありますが、鬼にぶつける豆も用意できなかったので、がりがり食って鬼を払いました(笑)。
そしてすっかり全国区になった“恵方巻”は、筒状のポン菓子に海苔を巻いたもの。
どちらも砂糖・水飴と醤油の甘塩っぱい、お餅やお団子で食べ慣れた味でした。


伊藤軒のサイトはこちら
 ※北野エース調布パルコ店にて購入。

和菓子

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