i.京都府のいろいろ

2016-01-29

俵屋吉富(京都)/くず湯 雪だるま

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京都「俵屋吉富」のくず湯。雪だるまの形が可愛らしい〜


お寒うございます。
パソコンに向かおうにも、本を読もうにも、編み物をしようにも、手が冷え切ってしまって長続きしません。
とりあえず熱いもので温まろう。

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小豆味、待機中。。。


京都「俵屋吉富」のくず湯。このかわいい雪だるま形は1月上旬くらいまでの季節限定商品(はい、もう今冬は販売終了しました)。
お湯を注ぐだけでもしっとりおいしいくず湯ができます。お鍋で練るともっといいらしいけどね。

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溶けゆく白い葛湯。。。


俵屋吉富:京都市上京区室町通上立売上る室町頭町285-1
 ※高島屋新宿店B1F 銘菓百選にて購入。

和菓子

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2015-08-29

三木都(京都)/松風

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京都「三木都」の“松風(黒豆入り)”


初めて「味噌松風」(たぶん「松屋常磐」製)というお菓子を知ったのは、大企業出身者がほとんどの中小企業に勤務していたときでした。京都からのお客さまにいただいた松風を、もちろんいただいたのは上司ですが、わけあってわたしが持ち帰ることになり、友人と「おおぉぉ! 包みが立派! さすが京都! こんなお菓子初めて!!」などと興奮しながらおいしく、どういうお菓子なのかよくわからないままとにかくおいしくいただいたのでありました。

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さて、池袋西武で見つけた松風専門店「三木都」の“松風”。
もともとの松風は、大きく丸く焼いたものを短冊状に切り分けるそうですが、「三木都」の”松風”は小さく丸く焼いたものを個別包装しています。切り口から乾燥していくのを防ぐことができ、より焼きたてに近い味を目指しているとか。
一般的なものと黒豆入りの二種類ありますが、その日は黒豆入りしか残っていませんでした。

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“松風”特有のもっちり感は生地を発酵させることによるもの。そしてなるほど、もっちりしてしっとり。
白味噌の風味もいいですね〜。これは黒豆入りなので、ケシの実とともにお豆の食感がアクセントにもなります。



ちょっと「三木都」について誤解があるようで、ネット上には「亀屋陸奥」の支店とか息子さんの店といった誤った情報も見られますが。
室町時代創業の、のちに「亀屋陸奥」となる大塚家はもともと本願寺の御供物を調進していたのですが、その三代目大塚治右衛門春近によって、織田信長と戦う石山本願寺の門徒の兵糧にと作られたお菓子が「松風」の始まり。「三木都」のご主人は、この大塚氏の直系の子孫です。
現在の「亀屋陸奥」は昭和に入ってから株式会社化して「亀屋陸奥」ののれんを引き継いでいて…渦巻く大人の事情…。
もちろん当事者や地域の方々にとっては「のれん」も大事なことだと思います。でも、わたしがあれこれいうのもなんですが、ただの和菓子ファンとしては、何よりその「味」と「心」がきちんと引き継がれていくことを望みますので、「三木都」のような起業をされたお店には、大きな期待とエールを送りたいのでした。


三木都:京都市上京区新烏丸頭町190 イストワール御所東
※西武百貨店池袋本店B1F 卯花墻(諸国銘菓コーナー)にて購入

和菓子

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2014-03-13

亀屋良長(京都)/焼きあづき

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京都「亀屋良長」の“焼きあづき”


「焼きあづき」の札に引き寄せられて見れば、1803年創業の老舗ながら、いろいろと新しい試みが評判の「亀屋良長」の焼菓子。

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常々「こしあんを作ったあとの小豆の皮って飼料にするのかしらん」と思っていたのですが、それを乾燥させて、ぼうろ生地に混ぜ込んで焼いたお菓子です。
なんとなく和洋折衷な風味がして、ぼうろというよりクッキー。でも表面にまぶされた和三盆糖でお上品度アップ。

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もっと寄って見ましょうか。

何よりざくざくっとした食感、その中から「これきっと小豆の皮だよね」という雰囲気のものがぷちぷちと噛み砕かれるさまが、なんとも楽しいのでした。


京菓子司 亀屋良長:京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
 ※高島屋新宿店銘菓百選にて購入

和菓子

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2014-01-05

キートス(京都)/シナモンロール

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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京都「キートス」の“カハビプッラ”=シナモンロール


まだ年末の話題でスミマセン。こんなに大好きなパン屋さんなのに、記事を書くのがなんと3年ぶりの京都「キートス」。
毎年末に「キートス」のパンを取り寄せて、心豊かな年末年始の朝食を楽しむのが恒例となっているわが家です。

・・・と、3年前とまったく同じ文章で何の違和感もない年明けです。

じつは昨年末初めて、シナモンロールを注文してみました。家人はシナモンの香りが苦手なので、わたしも購入するのを遠慮していたのですが、いない間に堂々と食べたらいいんだ、といまさら気づきまして。

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別角度から。ちょっとカエルっぽい?

アメリカンなタイプとは違った意味で重みがあってむっちりした生地は、かみごたえも満足感も十分です。
何より、クンクンと鼻先を近づけてもそれほどシナモンの香りを感じないのに、口にした途端にわっと広がるそのスパイシーな香り! これはすばらしい〜♪


※過去のキートスの記事はこちら。
キートス(京都)/じゃがいもパン(2011/1)
キートス(京都)/クグロフ(2007/12)
キートス(京都)のフィンランドパン〜しみじみと、じんわりと、2006年ベスト「うまい」パン!(2006/12)
キートス(京都)/ハパンレイパ、ペルナリンプ(2006/4)
キートス(京都)のパン(2006/3)


キートス:京都市中京区壬生坊城町33 グランディール朱雀002(JR山陰線二条駅、阪急京都線大宮駅) 火休

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2013-08-11

レストランよねむら オリジナルクッキー(京都)

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レストランの楽しいお食事風景。缶の中身は・・・


高級レストランなんてまったく無縁なものですから、ぜんぜん知らなかったのですが、何年か前に渋谷西武百貨店で見つけたこの缶にとても心惹かれるものがありまして、でもそのときは荷物が多かったので諦めてしまったのです。いやその前に4000円近いお値段に悩んだのでした。
その後、それがどういうクッキーなのか調べるでもなく、そのわりに渋谷西武を通りかかると必ず「あれ、あるかな」と立ち寄ってみたのですが、お目にかかることもなく。初めて見てから1年過ぎた頃だったか、テレビだか雑誌だかで取り上げられていて、「レストランよねむら」とは“まるでドラマのようなコース料理”を提供する、ミシュランガイドで☆のついたお店であると知りました。
それからさらに2年くらいでしょうか。ようやく渋谷西武で出会いましたのよ、“レストランよねむらオリジナルクッキー”。

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みっちりとおさまった12種類のクッキー。

これは大人のクッキーでした。
“チーズ胡椒”や“お抹茶”“ヘーゼルナッツチョコ”はその味がどーんと直球で濃厚。“七味”“柚子”“ジンジャー”は食べているうちにふわ〜んとその味が広がる。“黒ごま”“メレンゲ”“ココナッツ”“マカダミアナッツ”は想像どおりの味。“ぶぶあられ”“黒糖きなこ”も想像どおりながらちょっと面白い。これで12種類。
甘さとともに塩味がしっかりきいているものもあって、お酒のお供によい味もあります。

3年越しのあこがれ。満足でした。ええ、わたしにとっては高額商品ですから、満足できなくちゃ困ります(笑)。


レストランよねむら:京都市東山区八坂鳥居前下ル清井町481-1
 ※西武渋谷店B1諸国銘菓売場にて購入。お店のサイトにオンラインショップもあります。

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2013-04-08

編みぐるみ和菓子店*おはじき飴

厄をはじくのだ。

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「どうして透明なの?」
「それはね、ゴムでできているからだよ」


やっぱり細かいの編んでますね。編みぐるみ和菓子店の新作は「おはじき飴」です。
しかも今回は、ビーズ細工に使われる透明ゴムを編んでしまいました。さらに青の色糸は絹の手縫い糸。もーうどれだけ、ほんとーうにどれだけ編みにくかったことか。

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お手本にしたこちらは京都「大文字飴本舗」の“おはじきのうた”

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厄をはじく、という意味合いから、おはじき飴は正月菓子に多いようです。だから、どこにでもありそうで、意外にどこにもなかったおはじき飴。
タイミングよく、渋谷西武百貨店で見つけました。

大文字飴のサイト


本物のおはじき飴は写真を撮っている間に表面が溶けてきてどんどん透明度を増していきますが、編みおはじき飴は、伸びたり縮んだりするゴムとの攻防を繰り広げているうちに透明度が失せて、なんだか白っぽくなっていきます。
はい、どちらかというと袋から出す前の白っぽい雰囲気に近いのではないか、という感想はもう締め切りました。


というわけで、こちらも見てね。
編みぐるみ和菓子店“おはじき飴”
今回はかなり乙女チックにしたつもり(笑)


ところでこちらもおはじき飴。
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金沢「諸江屋」の縁起菓子“久寿玉”に入っているおはじき飴。

この多色使いおはじき飴にも挑戦してはみましたが、できあがりはまったく別物になってしまったのでボツ。
でも「おはじき飴」ときいて思い浮かべるのはやはり最初のほうですよね。

編みぐるみ和菓子店はこちらから


さて、実はもうひとつ新作を作りたかったのですが、そろそろ時間切れ。ここからは作品展の準備に突き進む所存でございます。
「おはじき飴」はもちろん、第1作「おはぎ」も並びますよ〜。いっぱい並べて笑っちゃいますよ〜。

詳細はこちらをご覧ください。
 →作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」のご案内

和菓子

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2013-02-03

伊藤軒(京都)の節分菓子!

福はぁ〜内ぃ〜

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「伊藤軒」のポン菓子製“鬼斬りおこし”と“恵方巻”


毎年楽しみにしている深大寺の節分会ですが、今年は時間がなくて行けませんでした。それならちょっと楽しいお菓子でわが家の節分会〜。

ときどき編みぐるみのモデルにしています京都「伊藤軒」の楽しいお菓子。
おにぎり型のおこしを“鬼斬り”と呼ぶなんて、追い払うんじゃなくて斬っちまうのかいっ! と恐ろしくもありますが、鬼にぶつける豆も用意できなかったので、がりがり食って鬼を払いました(笑)。
そしてすっかり全国区になった“恵方巻”は、筒状のポン菓子に海苔を巻いたもの。
どちらも砂糖・水飴と醤油の甘塩っぱい、お餅やお団子で食べ慣れた味でした。


伊藤軒のサイトはこちら
 ※北野エース調布パルコ店にて購入。

和菓子

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2013-01-29

編みぐるみ和菓子店*五色豆

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「え? 茶色がいいの? 茶色はニッキだよ」


ああまた細かいの編んでますね。編みぐるみ和菓子店の新作は五色豆です。
五色豆といえば京都、とは思っていましたが、まさか八つ橋と並ぶ京名物とは知りませんでした。

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京都「豆政」の“夷川五色豆”。
創業は明治17年ですが、白一色だった砂糖掛け豆を五色にしたのは明治20年頃。

この五色は中国自然哲学の思想「五行思想」をあらわしたもので、宮中の祝い事にも使われた色だそうです。深〜い意味があったのですね。
木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒ですが、お菓子では青は青海苔の緑、赤はピンクの着色、黒は肉桂の茶色になっています。

豆政のサイト


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編んだのはこんな感じ。ゴツゴツ感はまったくといっていいほど無い。
豆政の“クリーム五色豆”みたいになっちゃったけど、まあいいじゃないの。
ひと粒編むのに40〜50分もかかりましたよ。負傷したりしもやけになったりかじかんでいたり老眼だったりしたのでね。

編みぐるみ和菓子店“五色豆”

編みぐるみ和菓子店はこちらから。


年末年始をまたいで試作ばかりいろいろ編んでおりましたが、やっと一作品だけ形になりました。4月の作品展にはもう少し新作を並べられるといいのですが・・・はい、がんばります。
くわしいお知らせはまた改めていたしますが、コレです

和菓子

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2012-05-28

緑寿庵清水(京都)/トマトの金平糖

さて、これは何味?

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京都「緑寿庵清水」の季節限定“トマトの金平糖”


ずっとずっとずーーーっとあこがれていた、トマトの金平糖。

三越「菓遊庵」
で開催中の5月の菓遊庵まつり第4週に登場しました。

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おお〜、開封するとそれはまさにトマトの香り!
食べればもちろん、トマトの香る金平糖!

たとえは悪いが、トマト缶を開封したときを思い浮かべてくれたまえ。そのくらいトマトです。
満足しました〜♪

菓遊庵まつりは三越各店で、31日まで。


※過去の緑寿庵清水の記事はこちら
 →緑寿庵清水(京都)の手づくり金平糖(2007/8)
 →手づくり金平糖、緑寿庵清水(京都)の「天然みかん」と編みぐるみ(2007/10)


緑寿庵清水:京都市左京区吉田泉殿町38番地の2 水、第4火休
 ※三越多摩センター店B1菓遊庵にて購入。

和菓子

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2012-01-07

2012年始まりのご挨拶 と 編みぐるみ和菓子店*雲龍

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気がつけばもう7日。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2012年の干支にちなんで、編みぐるみ和菓子店の新作は京都「俵屋吉富」の“雲龍”です。

半年前に見つけた糸、村雨餡にぴったりではありませんか! でも編みづらかったんですけどね。
雲龍の特徴的な形も、撮影直前まで頭に棒をのせて巻き簾で巻いて整えていましたけどね。

とはいえ、なかなかいい作品に仕上がったと思っておりますが、いかがでしょう? とりあえず身近な雲龍ファンからは、一目見て「雲龍!」とわかっていただき、嬉しい2012年のスタートであります。

編みぐるみ和菓子店“雲龍”
うさぎちゃんからの干支引き継ぎの模様をお届けしております。


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薄くスライスしてますがこちらが本物です。

※過去の雲龍の記事はこちら→俵屋吉富(京都)/雲龍(2005/7)


今年も思わず笑顔になってしまう作品づくりを目指します。ぜひ一緒に笑ってくださいね〜。

さて、2012年は編みぐるみ和菓子店の作品展はいたしませんが、3月に「きのこ祭り」を予定しております。
詳しくはまたこちらのブログにてご案内しますのでお楽しみに〜。


編みぐるみ和菓子店をご覧くださいませ。

***

新春らしいお菓子をもうひとつ。

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「とらや」の“花びら餅”

とらやのサイトによると、この白い餅、京都だけは求肥製なんですね。これは東京なので餅製です。

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白餅の下の赤い菱餅は、小豆の煮汁で染めた渋〜い色。ピンクでないだけで、こうも落ち着いた風格が出るものなんですね。

とらやのホームページはこちら
※東京ミッドタウン店にて購入

和菓子

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