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2017-04-11

本家ときわぎ(熱海)/百年羊羹

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熱海「ときわぎ」の”百年羊羹”、あたみかん(左)と本煉羊羹


なんと四半世紀以上ぶりの熱海旅行。ちょっと素敵な羊羹がありました。
「本家ときわぎ」の”百年羊羹”、味は数種類ありますが、選んだのは”本煉”と、熱海産の柑橘類を使った”あたみかん”です。
甘さ控えめで軽い口あたりは、わたしの薄っぺらな羊羹経験からいいますと、大好きな岩手「回進堂」の”岩谷堂羊羹”に近い感じです。
 [参考]回進堂(岩手)/岩谷堂羊羹(2011/3)

特筆すべきは”あたみかん”の爽やかな風味! これはご当地モノとして素晴らしい!! と感激しました。
羊羹は日が経つと、表面に浮き出た砂糖が結晶化しますが、”あたみかん”も結晶化が始まったところで、少ししゃりしゃりとした食感も楽しくいただきました。

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その結晶化を利用した、お土産向きな商品が2年前から販売している”常盤木”。
・・・貫一さん、この後お宮さんを蹴りますね?

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自然乾燥させた表面はしゃりしゃりを通り越してごりごりっと、そして中はしっとり。
こちらも柑橘味サイコー! 残念ながら、梅は香りが弱かった。

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京都の宮大工の手による店舗


本家ときわぎ:静岡県熱海市銀座町14-1(東海道本線熱海駅より徒歩15分) 水木休(祝日を除く)


ところで、「本家ときわぎ」の向かいには、「本家ときわぎ」初代と同名の「鶴吉」を代々継ぐ「常盤木羊羹店総本店」というのがあって、ややこしい(笑)。創業時から続く「鶴吉」を冠した羊羹がある一方、マカロン風最中のようないまどき商品も販売しているようで。そちらはビジュアル系な現店主の大きな写真を掲げ、たびたびメディアに取り上げられたりしています。
やはり両家の関係が気になる方は多いらしく、その件について「本家ときわぎ」店内数カ所やウェブサイトにも案内されています。
大正時代から続く本家・総本店の対立はともかくとして、一度は廃れかけた温泉地に、しっかりと伝統を引き継ぐお店があり、キャッチーな戦略を進めるお店があり、というのは悪いことではないと思いました。
・・・なーんてね。わたしは本家にしか行ってないんだけどね。


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2017-04-03

大里屋支店(埼玉県飯能市)/四里餅

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”四里餅”と書いて「しりもち」と読む、飯能名物。


お墓参りの帰り道に寄ったのは「大里屋支店」。飯能名物”四里餅”のお店です。

その由来は、近くを流れる名栗川の四里の急流で、筏に組まれた木材を運ぶ筏乗りが、近くにあった茶店の餅を食べて尻餅もつかず、いかなる難所も乗り切ったという話からだそうです。
ちょっと予想とは違いましたが、わたしの予想は語らずにおきましょう(笑)

「四里」の縦判のある写真の餅はつぶしあん。こしあんは横判になっています。
手に取るとずっしりと重たくて、フワ〜んと柔らかい餅に軽く驚きますが、食べると程よく伸びたところですっと切れる、とても歯切れのよい理想的な餅です(偉そーだけど)。餡と餅のバランスもとても好み!
昼過ぎに行ったらもう残り少なくなっていました。人口少なそうな所で、かなりの人気商品なのです。

ちなみに「大里屋支店」は「本店」の暖簾分けで独立開業されたお店。社長同士が兄弟の姉妹店ですってオヤジギャグだなまるで。


大里屋支店:埼玉県飯能市中居51-1(西武池袋線飯能駅よりバス10分) 月休、祝日のときは火曜に振替

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2017-03-04

今木屋のお菓子でひなまつり

昨日は楽しいひなまつり〜♪

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調布「今木屋」の”おびな”と”めびな”


なんだかいくつになってもひなまつりってワクワクしているのですが、みなさまはいかがですか。
というわけで今年のワクワクお雛菓子は、うぐいす餅を編んだときに紹介した「今木屋」のお菓子を美味しく楽しくいただきました。白餡のあんこ玉に黒ゴマの目、煉切り生地の着物で包んでいます。

※うぐいす餅の記事はこちら→編みぐるみ和菓子店*うぐいす餅


ワクワクを増幅させるのが、3月3・4日に開催される深大寺のだるま市。
だるまの目に僧侶が梵字を入れるのは深大寺独特で、去年、左目に「阿」の字を入れて開眼していただいただるまは、右目に「吽」の字を入れていただき、納めます。そう、阿吽の呼吸。
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一年無事に過ごせました。感謝を込めて納め所に転がし入れます(笑)。


さて、「阿」の字で開眼していただいた新しいだるまを抱えて向かったのは、話を戻して「今木屋」。
明治元年に日本橋で創業し、戦争で一旦休業して、戦後調布市で再開したのだそうです。

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”桜餅”と”草餅”。ああ、春ですねー。

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甘辛タレの”きねつきだんご”


今木屋:調布市西つつじヶ丘3-25-11(京王線つつじヶ丘駅より徒歩1分) 水休

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2017-02-02

編みぐるみ和菓子店*うぐいす餅

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寒くても春は来るのね〜、編みぐるみ和菓子店の新作「うぐいす餅」


こんなに満足のいく餅を編めて小躍りしたのもつかの間、きな粉で悩みましたが「うぐいす餅」。

編みぐるみ和菓子店“うぐいす餅”
うぐいす餅に春の訪れを予感し、忍び寄る花粉症の季節を憂う。
でもわたし、うぐいす餅だ〜い好きなんだよね〜。


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こちらは、わたしの日常の行動範囲内で、餅菓子ならここ! の「今木屋」のうぐいす餅。

今木屋:調布市西つつじヶ丘3-25-11(京王線つつじヶ丘駅より徒歩1分) 水休


編みぐるみ和菓子店 第二部(第51作〜)はこちらから
編みぐるみ和菓子店(〜第50作)はこちらから

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2017-01-08

東京ひよ子限定〜紅茶ひよ子

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2017年もどうぞよろしくお願いしますピヨ


 酉年


ぴよぴよぴよぴよ〜


「ひよ子」って、ヨックモックと並んで [自分のために買わないお菓子] なのですが、年末に、あちこちのデパ地下で売られているのを見て、ついつい買ってしまいました、「紅茶ひよ子 HIYOKO OF TEA」。今年は酉年ですしね。

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パッケージも可愛らしい〜

「香り高き紅茶・和三盆糖仕立て」ってあるのですけれど、正直、

 ひよ子に「香り高き紅茶」って言われてもねーえ

なんて、少し半笑いだったわけですよ、手にしたときは。しかし。
食べたら思った以上に紅茶でした。というか、なかなかどうして「香り高い」紅茶のお菓子と思いました。

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ごめんねゴメンねと何度も謝りながらの断面


東京ひよ子のサイト
 ※伊勢丹新宿店にて購入

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2016-12-22

岡太樓本舗(三宅島)/牛乳煎餅

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三宅島銘菓、”牛乳煎餅”。これ、焼きたて!!


12月のはじめ、竹芝から船に揺られて三宅島へ行きました。
三宅島で”牛乳煎餅”を販売する「岡太樓本舗」に伺うと、どうぞどうぞと今焼いたばかりの牛乳煎餅のサービス。なんと嬉しいおいしいおもてなし! 表面はかりっとして、中はまだ少ししっとりして、ほわんと温かい幸せな味です。

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原材料は小麦粉、牛乳、玉子、バター、砂糖。
なんとなく「滋養」という言葉を思い浮かべます(笑)。

煎餅といっても、瓦煎餅のような小麦粉のおせんべいですが、瓦煎餅ほど硬くなく、サクッと割れるタイプ。
甘みもソフトで、何より想像以上にしっかり広がる牛乳の味がいいのです。
癖になります。ええ、癖になりました。

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じつは、三宅島まで行かなくても、竹芝客船ターミナルのアンテナショップ「東京愛ランド」で売られているのだった。


岡太樓本舗:東京都三宅島三宅村神着1168

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2016-12-05

編みぐるみ和菓子店*ごま煎餅

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編みぐるみ和菓子店に久々の煎餅登場、「ごま煎餅」!


今更ですけど、少しだけ先月の作品展の様子をご紹介します。

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ギャラリー前。

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会場内。

わかりにくいですが、今回も義父の書によって通行人の目をひく作戦。
これが評判よくて。でも和菓子店と思い込んで通り過ぎる人も多くて(笑)


さて、作品展前にブログで紹介できなかった作品その2が「ごま煎餅」です。
わりと一般的な大きさで、大丸・小丸の2枚作りました。
今回のポイントは、ごま。ごまらしく見えるように刺繍するのが・・・それ、編むところじゃないし。

編みぐるみ和菓子店“ごま煎餅”
太さの均一でない毛糸でざっくりと編んだ以前の煎餅3兄弟は、なぜか今回の作品展でも大人気でした。ごま煎餅のほうが小ワザをいくつも使っているのに、ちょっと複雑(笑)。
ごま煎餅よ、兄を見て育つのだ。もう育ちようがないけど。


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お手本にしたのは、大正3年から続く、谷中「嵯峨の家」のごま煎餅。
丁寧に手焼きされたお煎餅は、谷根千エリアの中では特に好みの味です。

嵯峨の家:台東区谷中6-1-27


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2016-11-05

編みぐるみ和菓子店*栗蒸し羊羹

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栗! 栗! 栗! 「栗蒸し羊羹」


秋の楽しみのひとつ〜編みぐるみ和菓子店の最新作は「栗蒸し羊羹」。
「栗蒸し羊羹」っていくつかのタイプがありますが、どれを一番に思い浮かべますか?
いろいろ考えたうえで、作りやすさと分かりやすさでこのタイプにいたしました。

編みぐるみ和菓子店“栗蒸し羊羹”


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ほんとはこんなふうに栗をみっちりたっぷり編みたかった(笑)。
こちらは浅草「龍昇亭西むら」の栗蒸し羊羹。

龍昇亭西むら:台東区雷門2-18-11火曜不定休
 ※高島屋新宿店銘菓百選にて購入

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11月に谷中で作品展をします!

ということで、いよいよ開催日が迫っておりますが、なぜかここへきて「編みたい熱」が急上昇しております。いやもう、どこかで止めないと。設営の準備に入らないと。
・・・つまり、頭も気持ちも資料も小物もとっ散らかって大変なことになっているのです。でも、会場の様子を思い描いてワクワクしているのもまた事実。楽しみだわ〜。


編み菓子
 〜編みぐるみ和菓子店の展〜

 2016/11/15(火)〜11/20(日)12:00〜19:00 ※最終日は17:00まで

 会場:ギャラリーTEN
  東京都台東区谷中2−4−2

詳細はこちらの記事をご覧ください。
作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」のご案内

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2016-10-22

編みぐるみ和菓子店*今川焼

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あふれるほどの粒あん! 「今川焼」


気温が下がってくるとだんだん恋しくなってくるのが「たい焼き」や「今川焼」なんですよね。
そんなわけで、編みぐるみ和菓子店の新作も「今川焼」。

久しぶりにへらへら笑いながら切り口ならぬ割り口を編みました。そのせいか、ちょっと下品な仕上がりのような気もしますけど(笑)。

編みぐるみ和菓子店“今川焼”
その割り口は、ある意味ホラー。


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こちらは調布の人気店「あずきや安堂」の今川焼。
皮がふんわりとした、どちらかというとどら焼き生地寄りな焼き上がりです。

あずきや安堂:調布市布田1-36-10(京王線調布駅より徒歩2分)


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根津の甘味処「芋甚」の”昭和焼き”は、今週から再開しました。再開した途端、夏日になりましたけど。
こちらの皮は厚みがあって表面はカリッと焼かれたタイプ。全体に小ぶりで高さのある個性派です。

芋甚:文京区根津2-30-4(東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分) 月休


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和菓子


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11月に谷中で作品展をします!
紹介した「芋甚」の前を通り過ぎてさらに2〜3分進んだところにあるギャラリーです。


編み菓子
 〜編みぐるみ和菓子店の展〜

 2016/11/15(火)〜11/20(日)12:00〜19:00 ※最終日は17:00まで

 会場:ギャラリーTEN
  東京都台東区谷中2−4−2

詳細はこちらの記事をご覧ください。
作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」のご案内

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2016-09-20

編みぐるみ和菓子店*くず桜

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ああ夏も終わる。「くず桜」


弘前の記事はまだ続きますが、ちょっとお休みして、編みぐるみ和菓子店の最新作、「くず桜」です。
9月に入り店頭から「くず桜」が消えつつありますけど。

編みぐるみ和菓子店“くず桜”
桜の葉に成長を感じられて、ただただ嬉しい自分自身。


高校のとき家庭科の調理実習で作ったのです、くず桜。そのとき先生に
「各班ひとりずつ、校門脇の桜の木から人数分葉を摘んできなさい」
なんて指示されて、洗っただけの生葉にお菓子をのせたのですよ。わたしの記憶が正しければ。

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これは西荻窪「越後鶴屋」の”くず桜”。桜の葉はしっかり塩漬けタイプ。


編みぐるみ和菓子店 第二部(第51作〜)はこちらから
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さて、11月に予定している作品展ですが、近々お知らせいたします。お楽しみに〜。

編みぐるみ和菓子店のフォトブックを公開中!
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