f.島根県のいろいろ

2016-05-24

彩雲堂(松江)のあんパン

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松江「彩雲堂」のパン屋さんがあった! 朝汐あんを使ったあんパン、”胡桃と朝汐あん”


先日、立川へ行ったついでに高島屋に寄ってみたところ、「彩雲堂」のあんパンが並んでいました。
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こんな感じで包まれて。

和菓子の餡を使ったあんパン、3種類あったのですが、その中から”胡桃と朝汐あん”を選択。やはり松江の餡といえば、朝汐あんですものね。

帰って検索すると、「和菓子とパンの店 SAIUNDO. 」は出雲大社の神門通りにある「Ael(アエル)」に入っているそうです。

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朝汐あんは、パン生地に合わせるには繊細すぎる気がしないでもないが。。。
おやつにペロリといける軽さです。


※以前の彩雲堂の記事はこちら
彩雲堂(松江)/野菜羹とまと(2009/8)
彩雲堂(松江)/柚衣(2009/6)
彩雲堂(松江)/玄々(2007/5)

彩雲堂:島根県松江市天神町124
 →出雲のパンの店の情報はこちら
※高島屋立川店にて購入

和菓子 

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2016-02-17

タカシマヤ限定、風流堂(松江)のシベリア!

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タカシマヤ限定(らしい)、松江「風流堂」の“シベリア”


先日、日本橋タカシマヤで見つけた「風流堂」の“シベリア”です。『タカシマヤ限定』とあったので飛びつきましたが、どうやらお歳暮ギフトカタログでずいぶんと人気のあったお菓子だそうです。
シベリアの凍土をイメージするならお皿に立てるのでしょうけれど、今回はシベリア鉄道を思い描き、寝かせてみました。

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タカシマヤ限定ってことは、地元松江でも売られていないのだろうか。

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無意味にぐぐっと寄ってみた。
きめ細かくてふんわりとしたカステラ生地に、しっとり羊羹。

庶民的なイメージのシベリアとは少し違った、ずいぶんと上品なシベリアでした。こんなシベリアもいいですね。


風流堂(本店):島根県松江市白潟本町15
※日本橋タカシマヤ銘菓百選にて購入。

和菓子

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2013-03-12

啓蟄のお菓子〜三英堂と風流堂(松江)

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松江「三英堂」の上生菓子“啓蟄”


啓蟄を過ぎるとさすがに暖かいわね〜といいたいところですが、暖かいを通り越して暑いかと思えばぐっと冷え込んだりの日々。ここ数年の軽さにすっかり油断しておりましたが、啓蟄とともに今年は久しぶりにつらい花粉症シーズンがやってきました。

さて先日、日本橋三越の菓遊庵で「春」、とくに「啓蟄」を題材にしたお菓子を見つけました。
三色の餡を、菰を表した桃山生地で巻いていますが・・・おやおや、虫が出てきていますね(笑)。春の陽気に誘われて出てきた虫を表しているのは、ひとつぶの黒ごま。菰をとめているのは羊羹生地でした。

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こちらは“春便り”、ふたつでひとつです。お花はひとつだけ。
はやくこんな春らしい景色にならないかしら。花粉症はツライけど。

三英堂:島根県松江市寺町47


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同じく松江「風流堂」の“松の里”


風流堂の啓蟄は、松を束ねているのか松に菰をかぶせているのか迷うところですが“松の里”。
あんこを包んだ羊羹を束ねているのは昆布です。金粉をあしらって、ちょっと豪華な雰囲気ですね。

風流堂:島根県松江市白潟本町15


で、あらためて感心してしまうのですけれど、どれもお値段がひとつ263円。すてき〜松江菓子!
※三英堂、風流堂ともに三越日本橋本店菓遊庵にて購入。

和菓子

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2012-09-13

編みぐるみ和菓子店*竹筒水羊羹

ふっふっふ。ついに完成したのだ!

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編みぐるみ和菓子店の最新作“竹筒水羊羹”


ついさっきまで、「そのうち編もう、竹筒水羊羹」と思ったのはおととしのことだと信じておりましたが、そのとき書いたブログ記事を検索して驚きました。4年も前の話ではありませんか。
若松園義正(新潟)/名水竹筒水羊羹(2008/7)

まあとにかく4年間の思いがこんな形になりました。それにしても竹筒と笹に情熱傾け過ぎ。
水羊羹の質感はこれでいいのか、というご意見は一切受け付けませんのでご了承ください。
もちろんわたしはこれで満足です。ええ満足すぎて笑っちゃうくらいですよ。はーっはっはっはっ。

今年は残暑が厳しいので、なんとか季節に間に合いました〜。


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こちらの写真は昨夏購入した、島根県松江市「風流堂」の“青竹流し”。
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そして同じく“鮎”。

編みぐるみ和菓子店竹筒水羊羹劇場(?)は、この[夏のお菓子コンビ]でお送りいたします(笑)

編みぐるみ和菓子店“竹筒水羊羹”


※過去の風流堂の記事はこちら→風流堂(松江)/柿じょうよ(2008/11)

風流堂(本店):島根県松江市白潟本町15
 ※2011/8に都内の百貨店にて購入。

和菓子


編みぐるみ和菓子店はこちらから。

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2011-11-17

三英堂(島根県松江市)/呼子鳥

これ何に見える?

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松江「三英堂」の“呼子鳥(よびこどり)”


大好きな島根県松江の伝統銘菓のひとつです。
“呼子鳥”といっても、これは「鳥」の形ではありません。
秋の深山に何かが鳴いている声がする。それを「呼子鳥」と名付けたわけですが、じつは鹿が我が子を呼ぶ声で。。。

つまり答えは、背中にもみじの葉をのせた鹿の寝姿。
いや〜わからない、わからない。わからないけど趣深い〜。

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松江独特の「皮むき餡」に包まれているのは栗餡。秋限定のお菓子です。

松江のお菓子はほんとうに素敵だわ。


※過去の三英堂の記事はこちら
 →三英堂(島根県松江市)/平成22年御題菓 朝光(2010/1)
 →三英堂/四ヶ村 と 桂月堂/柿山水(松江)(2009/2)
 →三英堂(松江)/東雲羹 と 槌谷(大垣)/宝賀来(2009/1)
 →三英堂(松江)/宗納(2008/10)
 →三英堂(松江)/日の出前(2007/5)


三英堂:島根県松江市寺町47
※9月の日本橋高島屋食品売場催事にて購入。

和菓子

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2010-01-15

三英堂(島根県松江市)/平成22年御題菓 朝光

和菓子の話題が続きますが

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松江「三英堂」の“朝光”


新年の和菓子といえば、干支菓子と並んでお店ごとの表現が楽しいのが歌会始のお題にちなんだ「御題菓子」。今年のお題は「光」ということで、光をイメージしたお菓子をいくつかのお店で眺めました。

さて、もうひとつ我が家の1月のお楽しみとなっている東急東横店の島根物産展。
“日の出前”がお気に入りの「三英堂」で、御題菓“朝光(あさひかり)”の美しさに魅了されましたのです。

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小倉羹は静けさを、白・朱・黄の3層の上用羹は朝日のまばゆい光と朝靄を表現しているそうです。
中央の栗が太陽でしょうか。朝日とそのまわりがキラキラと輝く様子が浮かびます。
とくに上用羹部分がさわやかで、さっぱりした甘さでした。

来年の御題は「葉」。どんなお菓子がお店に並ぶか、いまから楽しみです。

※過去の三英堂の記事はこちら
 →三英堂/四ヶ村 と 桂月堂/柿山水(松江)(2009/2)
 →三英堂(松江)/東雲羹 と 槌谷(大垣)/宝賀来(2009/1)
 →三英堂(松江)/宗納(2008/10)
 →三英堂(松江)/日の出前(2007/5)


三英堂:島根県松江市寺町47
※渋谷東急東横店の島根県物産展にて購入。

和菓子

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2009-08-11

彩雲堂(島根県松江市)/野菜羹 とまと

トマトが好き。
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松江「彩雲堂」の“野菜羹 とまと”


幼い頃の夏休みには、よく母の田舎で、お菓子ではない自然のおやつをいただきました。畑で自らもいだばかりのトマトにキュウリにトウモロコシ、そして伯父がとってきたばかりの蜂の子(!)。
蜂の子はともかく、お野菜は小さい頃から大好きです。もぎたてのトマトにお砂糖つけて(笑)、おいしかったなあ。


さて、家人がこんなステキなものを見つけてきました。島根県松江市「彩雲堂」の <夏のNEW和菓子>、“野菜羹 とまと”です。
赤と緑のきれいな色はもちろんトマトのイメージですが、これ、味もしっかりトマトなのです。

赤いのは寒天にトマトペーストを入れた錦玉羹、緑に染まるのは錦玉羹液に上南粉を加えた上南羹。
上南粉って初めて知りましたが、道明寺粉を細かく砕いて煎った新引粉を、さらに細引きにしたものだそうです。ゆえに口あたりもなめらか〜。

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この赤はどう見てもトマトの赤ですよねえ。


最初の印象は「あ、“みすゞ飴”みたい」。すぐに家人に却下されましたが、似た原材料と、木になる実のフレッシュな味わいからそう感じたのです(と言い訳する)。
少しもちっとした食感は緑の上南羹。赤いトマト部分も、一般的な錦玉羹の雰囲気とは少し違って、寒天寒天した食感ではなく煮詰まってとろりとしたトマトをイメージできます。
もちろん味も、濃厚なトマトジュースやよくよく煮詰めたトマトペーストのようなトマトらしい味わい。青臭いのではなく、かといってフルーツトマトのような甘さでもなく。
こういうお菓子は、つい砂糖の使用量を忘れて、カラダにいい気がしてしまいますよね。

お店のサイトによると去年は松江のみの販売で、今年から通販で購入できるそうです。
よく冷やして召し上がれ。


※以前の彩雲堂の記事はこちら
彩雲堂(松江)/柚衣(2009/6)
彩雲堂(松江)/玄々(2007/5)

彩雲堂:島根県松江市天神町124
※日本橋高島屋にて購入

和菓子

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2009-06-22

彩雲堂(島根県松江市)/柚衣

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松江「彩雲堂」の“柚衣(ゆずごろも)”


先日、久しぶりに新宿伊勢丹でお気に入りのお菓子、「彩雲堂」の“柚衣”を見つけました。
ああたしかこれは写真を撮ってあったはずー、と探したところ、去年の夏に撮影したものが出てきたので、1年前の写真で失礼します。もしかして、暑くなると食べたくなるお菓子なのかしら〜。

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個別包装なのでおみやげにも便利。

小さめの黄色いゆずの形をそのままに蜜漬けした皮を使い、くり抜いた中には松江独特の<朝汐餡>という皮むき餡と小豆粒を詰めてあります。少し甘いけれど、さらりとした朝汐餡と口いっぱいに広がるゆずの香りがうれしいのであります。

※以前の彩雲堂の記事はこちら→彩雲堂(松江)/玄々


彩雲堂:島根県松江市天神町124
※伊勢丹新宿店にて購入。日本橋島根館、東急百貨店などでも入荷することがあります。

和菓子

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2009-02-17

三英堂/四ヶ村 と 桂月堂/柿山水(松江)

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松江「三英堂」の“四ヶ村(しかむら)”


1月中旬でしたか東急東横店の島根県物産展。毎年「ヒオウギガイ」というホタテの子分のような大きさでカラフルな殻を持つ貝を楽しみにしている物産展なのですが、今年は出ていなくて残念でした。
でも大丈夫、島根のお菓子はいろいろおいしいから。

以前からあこがれていた「三英堂」の春のお菓子“四ヶ村”というお菓子がありました。三英堂のサイトで見たのはもう少しふくよかなイメージで、それに比べ開きかけのつぼみのようではありますが、よしとしましょう。
ほんのりかけられた金粉も派手すぎず。餡の繊細な味わいとなめらかさに、またしてもうっとりするのでありました。わたし、三英堂の餡が好きです。

松江には松江藩主松平不昧公が命名したお菓子がいくつもありますが、“四ヶ村(しかむら)”は不昧公が鷹狩りの帰途で見かけた美しい白椿に名付けたもので、のちに不昧公生誕250年を記念してそれを菓銘に作られたお菓子だそうです。

※過去の三英堂の記事はこちら
三英堂(松江)/東雲羹 と 槌谷(大垣)/宝賀来(2009/1)
三英堂(松江)/宗納(2008/10)
三英堂(松江)/日の出前(2007/5)


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松江「桂月堂」の“柿山水”


こちらは「桂月堂」の“柿山水”というお菓子。干し柿のなかに小豆餡とたっぷりの白餡(たぶん栗入り)が詰まっています。
もともと白餡好きなのですが、干し柿と白餡の組み合わせってかなり好き。
干し柿の甘みとあっさりめの白餡で、日本に生まれてよかったーと思うひとときでした。

※過去の桂月堂の記事はこちら
桂月堂(松江)/小倉松草(2007/5)


三英堂:島根県松江市寺町47
桂月堂:島根県松江市天神町97
※渋谷東急東横店の島根県物産展にて購入。

和菓子

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2009-01-09

三英堂(松江)/東雲羹 と 槌谷(大垣)/宝賀来

おめでたい感じで。

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島根県松江市「三英堂」の“東雲羹(しののめかん)”


大晦日に花びら餅と伊達巻きを買いに出かけた新宿タカシマヤの銘菓百選売場でひと目惚れしてしまったお菓子が、松江「三英堂」の“東雲羹”であります。紅白でめでたいし。

新春の初日の出を表現したというこのお菓子は、“日の出前”というお菓子と同じ「しののめづくり」。餡と寒天を使った羊羹ではなくて、餡だけを何層にも重ねて押し固めたものです。
白い餡とピンクの餡の重なるところだけでなく、白餡のみの部分にも押し重ねた層がうっすらと見えますね。ぎゅーっと固めた餡は豆そのものの味も濃厚です。

上品な甘さのお菓子は、新春を飾るのにぴったりでした。
12月から1月までの商品です。

三英堂“日の出前”の記事はこちら


三英堂:島根県松江市寺町47
※高島屋新宿店銘菓百選にて購入。

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岐阜県大垣市「槌谷」の“宝賀来(たからがき)”


さてもうひとつ、年明けて3日に新宿タカシマヤ銘菓百選に入荷するときいて飛びついたのは大垣「槌谷」の“宝賀来”。これは以前からとてもあこがれていたお菓子なんです。

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地元産堂上蜂屋柿の干し柿を巻いて中にお餅をはさみ、羊羹をかぶせていら粉をまぶしてあります。ヘタは本物を使用。

おお〜濃厚な干し柿の味わい〜。ただお餅がなーちょっと好みでないなー。
というわけで“宝賀来”にあこがれつつ食べた“姫柿”の方が好みでありました。

槌谷“姫柿”の記事はこちら


御菓子 槌谷(つちや):岐阜県大垣市俵町39番地
※高島屋新宿店銘菓百選にて購入。

和菓子

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