e.長野県のいろいろ

2018-08-20

梅月(長野県茅野市)/国宝塩羊羹

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茅野「梅月」の”国宝塩羊羹”、縄文のビーナス(左)と仮面の女神。国宝! 国宝って!


夏休みは今年も、きのこと地衣類を求めて長野県南佐久郡の「苔の森」へ。昨今の苔ブームで度々話題になっているところでもあります。(苔の森なのに苔スルーできのこと地衣類、というツッコミは却下。)
茅野駅から車で向かう途中、「国宝がふたつある町」というような幟や看板をあちこちで見かけました。とにかく、至るところで国宝土偶推しです。

さて、茅野は寒天作りが盛んなところでもあります。
さらに塩の道の太平洋からのルートが諏訪湖まで続いていたこともあって、諏訪や茅野あたりは「塩羊羹」が有名です。
海なし県で、寒天と塩を使ったお菓子が名産になるって、ちょっと面白いですね。

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後ろ姿。女神とビーナスはそんなに簡単には立ってくれなかった。


で、塩羊羹を販売する茅野の和菓子店「梅月」では、その土偶を塩羊羹にしちゃいました。面白い、おもしろいぞ梅月。
もちろん味は塩のきいたおいしい羊羹です。ちょっと食べるの躊躇したけどね。でもおいしくいただいたけどね。

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縄文のビーナスと仮面の女神、両方買うと【国宝セット】の箱でいただけます。


梅月 米沢店:長野県茅野市米沢7706-1 水休


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2018-05-07

飯田屋飴店(松本)/あめせんべい

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松本「飯田屋飴店」の”あめせんべい”! こんな飴、見たことある?!


間があいてしまいましたが、これが最後の松本記事。
飴の街でもある松本で200年近く続く「飯田屋飴店」です。仕えていた殿のご乱心の影響を受けて武士の身分を剥奪され、生きるために武士としてのプライドを捨て飴屋にたどり着いたという創業までのストーリーがありますが、松本の飴の歴史のなかでは後発のほうだと思われます。

看板商品の”あめせんべい”は、絹のような光沢があって、サクッと軽やかな飴です。

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筋目に逆らって割るのは大変だった。とにかくこの断面を見てほしい!

サクサク食感は、この空気を含んだ管状の飴が幾重にも重なるものによるのです。
この断面、ずっと見ていられる〜(笑)

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飴は砂糖、水飴のほかに黒糖が使われているのでコクがあって、軽やかながらも後口は「飴食べた」という感じ。


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”まめ板”は可愛らしい一口サイズ。そしてつい食べ続けてしまう。

ちなみに、「山屋御飴所」の”板あめ”(※リンクは2012/10の記事)とはまた少しタイプが違うような気がします。

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モダンでシックなお店は、空間が広くて明るい。そしてなんだか可愛らしい。


飯田屋飴店:長野県松本市大手2-4-2(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩8分)

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2018-04-22

開運堂(松本)/ピケニケカステラ

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松本市「開運堂」の”ピケニケカステラ”


『ピケニケ』って響きがかわいいね♪

というわけで松本の続きです。
「開運堂」は大好きなお店で、今回は寄らずに帰ろうかと思っていたのですが、時間が余ったので結局寄ってしまいました。何だろう、あのお店の雰囲気が、ソフトクリームのロボット込みでとにかく好き(笑)。

でも今回は、お菓子もパンもたくさん買っていたので、”ピケニケカステラ”のみ。と自分にきつく言い聞かせてお会計。

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ピケニケ”鶏卵”と”珈琲”

『ピケニケ』とはピクニックのことで、遠足に持っていけるよう一切れずつパックされて”ピケニケカステラ”です。
最近ありがちな「しっとり」ではなくて、ふんわりと軽いカステラですが、”珈琲”のほうがよりふんわりしている気がしました。味はやっぱりプレーンな”鶏卵”が好きです。


御菓子司 開運堂:長野県松本市中央2-2-15(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩3分)

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2018-04-12

翁堂(松本)/ミミーサブレ と ジャムロール

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松本「翁堂」の”ミミーサブレ”


和菓子店なんですけど洋菓子も、の「翁堂」。マスコットキャラクター・ミミーちゃんのサブレは、カリッサクッ食感と正統派な味わいがお気に入りです。

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「翁堂」名物の”タヌキケーキ”。今やクマ、シロクマ、親子タヌキ、大人のタヌキなどなど、応用形態がいくつもある。

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じつはロールケーキにチョコをかけているのだ。

で、ロールケーキといえば
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”ジャムロール”!!!
杏ジャムのスポンジに染み出す感じ、わかるでしょうか。正直、タヌキケーキより、こちらの方が何倍も好き!

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本店。松本市内に喫茶も含め5店舗展開。じつは100年以上続く老舗なんです。

次行くときは、和菓子も買おう。


翁堂(本店):長野県松本市大手4-3-13(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩12分) 第1・3水休

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2018-04-11

マサムラ(松本)/天守石垣サブレ と ベビーシュー

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松本の有名フランス菓子店「マサムラ」の”天守石垣サブレ”


松本の大好きな洋菓子店「マサムラ」が、松本土産に推しているのが”天守石垣サブレ”です。

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ホワイトチョコを挟んだサブレは、けっこうしっかり甘さも圧してくるのです。

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こちらは上土店。「小松パン」の近くにある。

もっと駅に近いところにある、まだ新しい本店には喫茶スペースもありまして、コーヒーとケーキを楽しみました。いい。すごく好きだ、マサムラ。

で、写真がないけど、「マサムラ」といったら”ベビーシュー”なのです。カリッとしたシュー生地にたっぷりクリームが入っているのに、なんとも後口軽くて大好き!
家人とひとつずつ食べながら、「これなら3ついけるなー」 「5つ食べられる!」という会話がありまして、次回松本へ行くときは、8個買おうと決めました。
写真はこちらのページなどで。


マサムラ(本店):長野県松本市深志2-5-24(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩7分) 火不定休

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2018-04-04

小松パン(松本)/牛乳パン

松本行くなら

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やっぱり行くよね〜、「小松パン」の”牛乳パン”

相変わらずの迫力で嬉しいわたしです。
「小松パン」に行ったのは午後だったので、もう品薄状態。とくに食事パン、惣菜パンはほとんどなくて、おやつになる甘いパンが少しずつ多種。
さらに店内は結構な混みようで、なんだかみんな口々に「牛乳パン…」「牛乳パン…」と言っているのが聞こえるものですから、家人が慌ててひとつ確保しました。

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他にもいろいろ買ったのですが、いい。どれもイイ。


パンセ小松:長野県松本市大手4-9-13(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩15分) 日祝休

***

小松パンに来る前に、絶対行きたいリストに入れていた「翁堂」と「マサムラ」に出会ってしまったので、この後寄ります。。。

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2018-04-01

信州蜂蜜本舗(松本)/蜜なだれ

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松本「信州蜂蜜本舗」の”蜜なだれ”


わたしにとって信州というところは「蜂の子を食べる土地」でもあるわけですが、美ヶ原で養蜂をしている「信州蜂蜜本舗」というお店がありまして、そこの”蜜なだれ”というお菓子です。

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くるみにかけられた白い衣は、粉末蜂蜜を使った蜜。甘いけど口の中でさっと溶ける甘さで、いつまでも食べていられる味です(危険でもある)。


お菓子屋さんではなく蜂蜜専門店なので、店内は蜂蜜の香りに包まれていてちょっと異空間な雰囲気。
”蜜なだれ”以外のお菓子も見つけました。

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フロランタン、マドレーヌ、エンガディーナ。マドレーヌはタルト生地に入ってた!
これが思いのほかおいしくて(って失礼な言い方だ)、どれもすっきりした蜂蜜の甘さ。しかも食べたあとの指先に蜂蜜の香りが残るんですー!


信州蜂蜜本舗:長野県松本市中央1-8-6(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩5分) 水休

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2018-03-31

藤むら(松本)/酒まんじゅう

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松本「藤むら」の”酒まんじゅう”


紹介したいお菓子がたくさんあるので、さっくりと松本報告続けます。

賑やかな通りから少し入った道にある蔵造り風のお店が「藤むら」。
こちらの名物”酒まんじゅう”のなんと可愛らしいこと! しかも@97円だなんて、お値段も可愛らしい!!
こんなに可愛らしいのに、松本の地酒を使った生地は上品なこし餡を包んで、なかなかしっかり日本酒の、というか酒粕の香り。お酒の弱い方は要注意です。


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「BRUTUS」手みやげ特集でグランプリを受賞したという”れぇずんくっきい”も@150円という可愛らしさ。

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このクッキーとクリーム、想像したよりずっと軽く感じます。


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藤むら:松本市中央2-9-19(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩15分) 水休

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2018-03-29

宝来屋餅店(松本)の餅菓子&だんご

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松本市美術館で開催中の草間彌生展を目指して、先日、松本へ行ってきました!
5年半ぶりの松本ですけど、相変わらず楽しい。好きです、松本。

まずは「宝来屋餅店」。
こちらのお店、売り切れるのが早くて、これまで開いているのを見たことがなかったのです。それが11時すぎに前を通ったら、「おおっ! 開いているー!!」。
しかしすでに商品は数少ない状況でした。まあ、開いていただけでもよしとしましょう。

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先細りの串をしっかり突き出したみたらし団子はずっしり大粒。

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豆大福と豆餅。

先客のおばあちゃんが3つ買って売切れてしまった草餅が、おばあちゃんと二人のお孫さんが即行店内で嬉しそうに食べていた草餅が、びよーーーんとのびる様子を見たのです。(草餅買いたかったな…)
そしてその夜、包みから出した餅はまだてろ〜んとやわらかかったのです。
…うん、大福を食べるのは明日にしよう。

こうして購入した翌日に食べた豆大福は、ほどよいところで切れる好みの歯応え。つぶし餡と餅のバランスもいいし、エンドウ豆がおいしいです。
本当は、餡を豆餅で巻いた”てっぽう巻”も食べたかった。

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お店は女鳥羽川沿い。


宝来屋餅店:長野県松本市大手4-4-16(JR中央本線、篠ノ井線松本駅より徒歩12分) 水・木休

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2017-01-22

大社せんべい本舗(諏訪)/ピーナツせんべい

サクサクと、カリカリと。

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長野県諏訪市「大社せんべい本舗」の”ピーナツせんべい”。食べかけちゃってますけど。


久しぶりに立ち寄った吉祥寺東急でこんなもの見つけました。
はっきりとした記憶はないものの、なんだか懐かしいピーナツせんべい。
いえ、実際には包装紙に包まれていて、こんな状態で詰まっているとは想像しなかったのですが、通り過ぎることのできないオーラを感じてしまったといいますか。

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やっぱり、遠い昔に食べた気がする懐かしい味でした。
瓦煎餅よりずっとずうっと軽いサクサクと小気味よい食感の中に、たっぷり入ったピーナッツのカリカリが楽しい。
ほんのり甘い味とあいまって、やめられない止まらない系統のお菓子なのであります。


大社せんべい本舗:長野県諏訪市中洲5320-9
 ※東急百貨店吉祥寺店B1F 諸国銘菓コーナーで購入。

和菓子

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