旭松堂(弘前)/バナナ最中
りんご推しの街で、なぜかバナナ。
弘前「旭松堂」の銘菓というか『珍菓』、”バナナ最中”
”バナナ最中”といっても、バナナ香料を入れた白餡の最中です。
津軽地方と秋田県北に、昭和初期から広がったお菓子だそうです。いまでは作っているお店も減ってきたそうですが、街中あちこちでバナナ最中が売られていたというのは、とても興味深いことであります。
今回いただいた「旭松堂」の”バナナ最中”。バナナ香料といっても、いやな感じはなく、上品な味。当時まだ高価だったバナナに憧れて作られたというだけあって、バナナへの敬意さえ感じる味わいでした。ええ、大袈裟でなく。
また弘前へ行くことがあったら、ほかのお店のバナナ最中も食べてみよう。
せっかくなので焼き菓子2種。こしあんをカステラ生地で包んだ”唐饅頭”と、”ビスケット饅頭”は白餡。
”ビスケット饅頭”、好きです。バターと牛乳を加えた桃山、とでもいいましょうか。
購入時はもちろん、お店の前をうろうろしている間(笑)もずーっと客足の絶えなかった人気店です。
お店は大正5年創業。バナナの看板と真っ赤な竹箒が可愛らしい!
御菓子司 旭松堂(きょくしょうどう):青森県弘前市本町102 毎月10日25日休
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コメント
こちらでは紫蘇のお菓子と、焼菓子を買ったような記憶が・・。
バナナ最中は覚えてませんが、バナナアイスみたいですてき!
世代が世代なんで、バナナ香料まったく問題なし〜、いまもバナナ饅頭やバナナ駄菓子きらいじゃないもん。
次回は(いつになるやら)ぜひ、いただいてみたいですね。
投稿: あんころりん | 2016-09-28 18:49
あ、いま思いだした!買いました買いました〜。
でも味覚えてないので、新鮮な気持ちで読みました(笑)
投稿: あんころりん | 2016-09-28 18:50
>あんころりんさん
そのくらい控えめな味です!(笑)
この時代にまだ食べ続けられているっていうのが素敵じゃないですか。
投稿: kozue | 2016-09-29 16:26