三越伊勢丹どら焼きコレクションから〜俵屋吉富(京都)&一力総本店(大阪)
前回の記事のつづき。
1755年創業の老舗、京都「俵屋吉富」。
[皮と餡のバランスが絶妙です。] “三笠”
直径8センチ、中心部の厚さ3センチという小ぶりなサイズに「やっぱり老舗〜」と妙な印象を持ちます(笑)。薄めに焼かれたしっとりした皮はほんのり甘みを感じて、餡との一体感に驚かされました。餡は、代表銘菓“雲龍”のようにすっきりとした甘さ。とにかく上品。味も、大きさもすべてが上品、というのは先入観でしょうか。
じつは開封した日は半分だけ食べて、ラップに包んだ残りを翌日に食べたのですが、皮の水分がやや抜けた翌日の方が圧倒的に好みです。それでも皮のしっとり感が完全になくなったわけでもなく、皮と餡との一体感も変わらず。
俵屋吉富:京都市上京区室町通上立売上る室町頭町285-1
最後に大阪・寝屋川市「一力総本店」。
[皮の美味しさにこだわりました。] “一力じまん”
直径8.5センチ。厚めに焼かれた皮は何ともいえない香ばしさで、初めての味わい。おおー皮に醤油を使っているのですね!
もったりと炊かれた餡は粒皮がザクザクして、どら焼きとしてはずいぶん甘さ控えめ。皮、餡ともにとても力強さを感じました。
一力総本店:寝屋川市早子町19-11
→ブログ「寝屋川・枚方発 一力総本店の美味しい日常」
いや〜どれもこれも個性的でおもしろかった。何よりバラであれこれ買えるのは嬉しいです。
残念なのは賞味期限との兼ね合いから、そんなにたくさん買えなかったこと。初めて食べるどら焼きは、冷凍せずに買ったときの状態で食べたいのですー。
またこんなイベントあったら、嬉しいなあ♪
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コメント
なぜだかこのレポ見逃してました。そうそう俵屋吉富、実はルックスであまり期待してなかったんですけど予想をくつがえす美味しさでした。たしかm亀屋良長だけ買い損ねたんですが、あとは一通りいただいたと思います。
そうそう一力総本店の粒あんは粒々感ありました、ってここで記憶を確かめてどうする(笑)、枚方が地盤なんですね、仲良し従姉妹がいるのでこんど訊いてみよう。
投稿: あんころりん | 2015-12-14 11:56
★あんころりんさん
じつはわたしも食べるまで「俵屋吉冨でよかったのか」と悶々としていて(笑)。でもそう、予想を覆されましたね。
そうでしたか、ほとんど食べていらっしゃいましたか。4つでもかなり楽しめたので、もっともっと楽しまれたのではと、ちょっとうらやましいです。
投稿: kozue | 2015-12-14 15:00