亀屋良長(京都)/焼きあづき
京都「亀屋良長」の“焼きあづき”
「焼きあづき」の札に引き寄せられて見れば、1803年創業の老舗ながら、いろいろと新しい試みが評判の「亀屋良長」の焼菓子。
常々「こしあんを作ったあとの小豆の皮って飼料にするのかしらん」と思っていたのですが、それを乾燥させて、ぼうろ生地に混ぜ込んで焼いたお菓子です。
なんとなく和洋折衷な風味がして、ぼうろというよりクッキー。でも表面にまぶされた和三盆糖でお上品度アップ。
もっと寄って見ましょうか。
何よりざくざくっとした食感、その中から「これきっと小豆の皮だよね」という雰囲気のものがぷちぷちと噛み砕かれるさまが、なんとも楽しいのでした。
京菓子司 亀屋良長:京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
※高島屋新宿店銘菓百選にて購入
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コメント
焼きあずきとは名前もいいし、小豆の皮の再利用とぼうろを合わせたのがいいですね。
世が戦国なら織田信長公もいただいたかもしれないです。(笑)
京都の和菓子店で女性パティシエールを迎えてあらたな道を開拓するとはずいぶん思い切ったことをしますね。
投稿: 笹団子 | 2014-03-15 20:55
★笹団子さん
実は「烏羽玉」のイメージしかありませんでしたが、この焼きあづきは気に入っております。
Satomi Fujitaのお菓子を通じてもっと和菓子への興味を広く持ってもらえるようになるといいですよね。
投稿: kozue | 2014-03-16 15:33
こちら、手みやげにするととても喜ばれます。
和菓子が得意でない方も、抵抗なく召し上がって頂けるので重宝します。
投稿: あんころりん | 2014-03-21 23:36
★あんころりんさん
そうそう、和菓子感があるようなないような。
きっと洋菓子派の方にも喜ばれると思います!
投稿: kozue | 2014-03-22 22:35