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2013年3月

2013-03-27

森の香本舗(仙台)/コノ地カラ

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仙台「森の香本舗」の“コノ地カラ”


たまたま通りかかったJR立川駅構内のエキュート立川にあるna・na・iroで、『ソザイヲ、メグルタビ。~宮城編~』というイベントに遭遇しました。都内のあちこちでマルシェを開催する「ハピマルシェ」とのコラボ企画だそうです。

宮城の農産物・特産品が並んだ中に、見慣れないお菓子を見つけました。シンプルな包装に力強いメッセージを感じて手に取ると・・・あ、「森の香本舗」!

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展示されたサンプルから生姜煎餅みたいなものと想像して購入しましたが、まったく違うではありまんせか。
サクサクと軽い食感の麩焼煎餅にまずは肉桂の香り。そしてココナッツを混ぜた糖蜜の甘みがふんわりと。
なんとも穏やかな気持ちになれるお菓子です。


森の香本舗は去年、仙台へ行ったときに寄れなくて残念に思っていました。素敵なお菓子の数々は、毎度毎度のあんころりん頼み〜。
※ブログ「近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん」より(2011/8)
 →仙台/森の香本舗~上生菓子(ROMA、早舟、苔清水)穏やかで真剣・・みちのく甘党ひとり旅⑤
 →仙台/森の香本舗~経ヶ峰、干菓子、おまんじゅう、どら焼@みちのく甘党ひとり旅⑥

遠い昔に芽吹いた世界最古の香辛料桂皮をお菓子に、ひっそりと芽生えたわらびをパッケージに添えて、復興への祈りと希望を込めた“コノ地カラ”。素敵なお菓子でした。


森の香本舗:仙台市青葉区大手町5-5
※立川エキュートのイベント【ソザイヲ、メグルタビ。~宮城編~】にて購入。イベントは3/31まで。

和菓子

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2013-03-22

ハイジ苦楽園店(兵庫県西宮市)/アルハンブラ

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西宮「ハイジ苦楽園店」の“アルハンブラ”


え? ハイジ? アルハンブラ?? …と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
過去のブログ記事を探したら、2005年で写真も撮っていないし、その次にふれたのは2008年で「ハイジ」閉店の話でした。

(参考)アルハンブラにふれた過去の記事
 →ハイジ(神戸)/アルハンブラ(2005/1)
 →板屋(金沢)/香林(2008/2)


さて、西宮に2009年オープンした今回ご紹介する「ハイジ苦楽園店」。“アルハンブラ”というお菓子が大ヒットした「スイス菓子 ハイジ」が復活したわけではなく、その伝統を受け継いだ別のお店なので、わざわざ「苦楽園ハイジ」だとか「ハイジ苦楽園店」と表記したりしているようです。どうでもいいけど、ウェブページのURLも継承しているのでややこしい。
そしてそこの看板商品が“アルハンブラ”。2010年にはモンドセレクション金賞受賞。「あの、アルハンブラ」が「進化して蘇った」ということなんですが・・・

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先日たまたま送料無料キャンペーンをしていたことに気づき、飛びつきました(笑)。

はい、進化してます。つまり、やや別物。
ふわっふわのスポンジは趣を変えました。それが何よりも街のお菓子屋さんのお菓子から、いまどきのケーキ店の洋菓子になった印象を受けます。いつもながらのわかりにくい表現でスミマセン。
はさまれたガナッシュ(チョコレート)部分の記憶はかなり曖昧ですが、厚くなって少し固くなったような気がします。フォークをさすとコツンとあたり、さらに力を入れて切るとスポンジとガナッシュが分離してしまうのです。もっと常温におくとガナッシュが柔らかくなるのかなあ。でも冷蔵品だからなあ。

でも、好き。これはこれでやっぱり好きです。

ちなみに、ハイジ出身のパティシエによるほかのお店でも、ハイジへのオマージュとしてアルハンブラをベースにしたお菓子が販売されています。有名なところでは「パティシエ エスコヤマ」の「Rozilla」ブランド“奏 SOU”など。
アルハンブラって愛され続けるお菓子なんですね。それぞれのお店の“アルハンブラ”、とても気になります。


HEIDI ハイジ 苦楽園店:兵庫県西宮市樋之池町10-5(阪急甲陽線苦楽園口駅より徒歩13分)

***

さて、本日よりブログのトップに作品展のお知らせを表示します。
まだ製作途中の作品もあって、少々焦ってきました。

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作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」のご案内



 【作品展のお知らせ】 〜 終了しました 〜
  ***(4/24追記)会期が延長になりました! ***
  ***(4/28追記)時間が変更なりました! ***


Web1


編み菓子
 〜編みぐるみ和菓子店の展〜

 2013/4/24(水)〜4/28(日)12:00〜19:00
 2013/5/1(水)〜5/4(土)12:00〜18:00 ※最終日は16:00まで

 会場:ギャラリーカフェ・テラス
  東京都三鷹市下連雀1-14-1
  JR中央線/京王井の頭線 吉祥寺駅南口より徒歩15分
   または小田急バス 万助橋 下車2分
  JR中央線三鷹駅南口より徒歩15分
   またはコミュニティバス ジブリ美術館 下車2分

こちらのブログで紹介しております「編みぐるみ和菓子店」の作品展のお知らせです。
興味とお時間がありましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。
作品の販売はいたしません。


会場は、去年【役に立たないきのこの春祭り】をしたギャラリー。
「洋」な趣のギャラリーをどんなふうに「編みぐるみ和菓子店」にしようかと、「とらや 六本木ヒルズ店」など思い浮かべながら(!?)あれこれ考えております。

今回は会場も広くなり、最近のちまちまと細かい作品だけでは埋め尽くせませんので、新旧作品取り混ぜてたくさん展示する予定です。どうぞお楽しみに!


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*案内図をクリックすると大きく表示します。


編みぐるみ和菓子店はこちら

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2013-03-14

広島アンデルセン/まるごと!くるみパンラスク が止まらない!

再びの、衝撃。

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広島「アンデルセン」の“まるごと! くるみパンラスク”が止められない。


代替わりして味が変わった、という話はよくありますが、広く展開しているようなお店でも、レシピは同じなのに水やひとの手が違うと味に差ができたりするものです。そしてそれはパン屋さんにおいてもたびたび感じることであります。
まだ実家に住んでいた何年も前、新所沢パルコのLet's館1階にあったベーカリー&カフェ「アンデルセン」は、たいへん信頼のおけるパン屋さんでした。近所のレストランで供されるバゲットがあまりにおいしくて、「これはどちらのパンですか?」と訊ねたら「パルコのアンデルセンなんですよ」とのこたえにびっくりしたことも。

そんな新所沢パルコのアンデルセンの大ファンだった母が、「焼きたてだったのー」と嬉しそうによく買ってきた“くるみパン”。まだほんのり温かい“くるみパン”を母と競うようにちぎって食べた思い出のある、いまでも思い入れの強いパンなのです。
ああ、いよいよ本題。

以前、「広島アンデルセン」の素晴らしさを語ってみたのですが、その広島アンデルセンに大好きな“くるみパン”をこんなにしちゃった商品があったなんて、ご存知でしたか!?
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名前のとおりほんとに“まるごと! くるみパンラスク”。直径12センチほどのくるみパンを横にスライスして、ブラウンシュガーをふってラスクにしちゃいましたー。

すごいよ〜これ。さすがに1枚は多かろうと半分に割ってみたものの、結局止まらなくて1枚ごりごりっといっちゃいますよ。
ブラウンシュガーのがりっとした食感と生地のサクサク感、それにクルミの香ばしさが加わって、なんだか夢の世界に誘われてしまうのですけど。ええもちろん個人的感想です。

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頭頂部の1枚は厚みがある分サクサク感とクルミ度多め、そして食べにくさも増します。ラスク食べるのにこんなに大口開けねばならぬのか、といった具合。

この“まるごと! くるみパンラスク”を見つけたのは、昨年7月に銀座にオープンした広島ブランドショップ「TAU」。広島市内でも販売しているところは限定なのだそうです。


※過去の広島アンデルセンの記事はこちら→広島アンデルセン/サクリスタン(2011/1)

広島アンデルセン:広島市中区本通7-1
広島ブランドショップ「TAU」:中央区銀座1-6-10(東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅より徒歩1分、日比谷線・丸ノ内線・銀座線銀座駅より徒歩5分、JR山手線有楽町駅より徒歩5分)


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2013-03-12

啓蟄のお菓子〜三英堂と風流堂(松江)

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松江「三英堂」の上生菓子“啓蟄”


啓蟄を過ぎるとさすがに暖かいわね〜といいたいところですが、暖かいを通り越して暑いかと思えばぐっと冷え込んだりの日々。ここ数年の軽さにすっかり油断しておりましたが、啓蟄とともに今年は久しぶりにつらい花粉症シーズンがやってきました。

さて先日、日本橋三越の菓遊庵で「春」、とくに「啓蟄」を題材にしたお菓子を見つけました。
三色の餡を、菰を表した桃山生地で巻いていますが・・・おやおや、虫が出てきていますね(笑)。春の陽気に誘われて出てきた虫を表しているのは、ひとつぶの黒ごま。菰をとめているのは羊羹生地でした。

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こちらは“春便り”、ふたつでひとつです。お花はひとつだけ。
はやくこんな春らしい景色にならないかしら。花粉症はツライけど。

三英堂:島根県松江市寺町47


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同じく松江「風流堂」の“松の里”


風流堂の啓蟄は、松を束ねているのか松に菰をかぶせているのか迷うところですが“松の里”。
あんこを包んだ羊羹を束ねているのは昆布です。金粉をあしらって、ちょっと豪華な雰囲気ですね。

風流堂:島根県松江市白潟本町15


で、あらためて感心してしまうのですけれど、どれもお値段がひとつ263円。すてき〜松江菓子!
※三英堂、風流堂ともに三越日本橋本店菓遊庵にて購入。

和菓子

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2013-03-05

小高だいこんかりんとう(福島)

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福島県立小高商業高校のプロデュースによる“小高だいこんかりんとう”


ときどきメディアで取り上げられているようなので、ご存知の方もいらっしゃると思います。わたしも以前、テレビ番組で見て気になっていたお菓子“小高だいこんかりんとう”。先日、仙川駅近くの公園で行われていた東北物産販売のイベントで出会うことができました。

もともと、収穫量が多すぎて廃棄処分になっていた南相馬市小高地区産の大根を有効活用しようと、小高商業高校の生徒たちが開発した、地元の人気商品だそうです。
3.11の震災後、小高地区は警戒区域となり、原料になる大根の作付けもできなくなっています。また製造委託先の業者も被災し、“小高だいこんかりんとう”は販売中止となっていました。

一方で「福島産」作物への風評被害という問題があります。
そこで、風評被害に悩む農家を元気づけるためにもと、小高商業高校の生徒たちがJAを通じて福島県内の安全性が確認された大根を入手し、鳥取県の業者に製造委託して再び販売できるようになりました。

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さて、“小高だいこんかりんとう”はおからを混ぜた板状のかりんとう。
おからを使った揚げ菓子に「おとうふ工房いしかわ」の“きらず揚げ”というのがありますが、それよりもずっと厚みがあって、かなりの存在感です。(ちなみに「きらず」とは「おから」のこと)
よく目にするかりんとうの「ごりっ」だとか「ぽりっ」という感じではなく、固さはありつつも「さくっ」とした食感。かりんとうの固さと“ピーセン”のサクサクが混在するような。えらくわかりにくい表現ですけど。

そして嬉しいことに、食べているとじわじわと広がる干し大根の味! 福島県産大根の味が、しっかり活きています。
高校生の思いがつまったお菓子、おいしくいただきました。

和菓子

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ところで、引っ越しました。
1ヶ月もブログを更新しなかったのは、作品展の準備に追われていたわけではないのです。

はい、これから準備に追われます。そのつもりです。
そしてきっと楽しい展示にしますから。お約束しますからー。

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