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2012年12月

2012-12-28

玉澤(仙台)/霜ばしら

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冬だけの味わい、仙台「九重本舗 玉澤」の“霜ばしら”
霜ばしらが壊れないよう、らくがん粉に満たされています。ほんものの霜柱なら、思いっきり踏みしめちゃったりするんだけどね〜。


何かと忙しい年末だというのに指先を負傷しまして、水を使うときはゴム手袋または指サック着用という、まことに不便な生活をしております。
インスタント続きだった味噌汁を1週間ぶりにきちんと作ろうと、ゴム手袋を手に取ってふと見れば、別の指にあかぎれが、そしてまた別の指にはしもやけが…!

そんな寒い季節のお菓子、「九重本舗 玉澤」の“霜ばしら”。10月から翌年4月頃までの冬季限定、とにかく繊細な飴菓子です。
お菓子についての詳細はお店のサイトや、師匠の記事に頼ることにしましょう。

「近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん」
仙台/九重本舗玉澤~霜ばしら 取り扱い注意

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冬の空気の冷たさを感じるパッケージ。

口に入れると静かに「しゃりっ」と割れてさーっと溶ける。季節を感じながら舌に広がるその甘みを楽しみ、でもすぐに「早く暖かくならないかしら」と思っていたりする年末です。
暖かくならないとね、編物も進まないのですよ。


九重本舗 玉澤:仙台市太白区郡山4-2-1
※高島屋新宿店 銘菓百選にて2012/11購入

和菓子

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2012-12-13

紅蓮屋(宮城県松島町)/松島こうれん

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700年近い歴史のある松島の伝統銘菓“松島こうれん”


JR仙石線松島海岸駅から観光客でにぎやかな海岸沿いの国道をちょっと裏通りに入ったところ、紅葉がきれいな「瑞巌寺」の近くに、きりっとした佇まいで「紅蓮屋 心月庵」がありました。
まあ、紅葉見るより紅蓮屋へ一直線だったけどね。
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ここは白く、儚い、さざ波のような、一子相伝のお煎餅“松島こうれん”のお店。

1327年創業といわれても、ずいぶん歴史があるのね〜としかいえません。
とにかく、この歴史のあるお菓子が、津波の被害を乗り越えて営業を再開できたことに、ただただ感謝してのれんをくぐりました。

“こうれん”の由来はお店のサイトにありますのでここではふれませんが、それはそれはたいへんな物語があるのです。

商品は“こうれん”のみ。宮城県産のササニシキに砂糖と塩を加えた生地を、一枚ずつ手焼きしています。
ぱりっとした食感のあと、口の中でゆっくりと溶けながらふわ〜っとほのかな甘みを残していくようすも、儚いさざ波のよう。

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砂糖といっても、甘みは上白糖(中央)、和三盆糖(右)、還元麦芽糖の3種類。

基本の上白糖入りを基準に味を比べるとすれば、和三盆糖入りは香ばしさが先に立ち、甘みが後から追いかけてきます。なんだろう、本当にこうれんが溶けたころに「おおーきたきた、甘み来たーー」と感じるのです。
そして還元麦芽糖入りは上白糖入りよりさらに甘みが少なく、カラダにはいいけれど、甘いものを期待するともの足りないのかもしれません。

ほかに、自分で焼いて食べる“こうれん生地”というのもありました。じょうずに儚く焼く自信がないので買わなかったけど、興味深い商品であります。


松島こうれん本舗 紅蓮屋心月庵:宮城県宮城郡松島町字町内82(JR仙石線松島海岸駅より徒歩4分)

和菓子

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2012-12-11

アンテナショップで見つけたヘンなもの。“ベタチョコ”と“コーヒー糖”

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山形「たいようパン」の“ベタチョコ”


銀座にある「おいしい山形プラザ」は、都内にあるアンテナショップの中でもかなり好きなところです。
先日、初めて見る“ベタチョコ”というパンに「これも買ってけ〜」と囁かれ、いやほんとにそんな感じで引き寄せられ、やだやだ買わない、いいから買ってけ、やだーどうしよう、とにかく買え、とひとり押し問答を続けたあげくに買いました。

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コッペパンを開いてべた〜っとチョコを塗ったパン。この時点で想像もしていなかったけど、チョコの下にはバタークリームが塗られていました。
パンはコッペパンというより、カニパンだとかスティックパンだとか、そんな懐かしい食感です。


たいようパン株式会社: 山形県東置賜郡高畠町大字深沼2859-6
「おいしい山形プラザ」にて購入

***
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次は島根「西八製菓」の“コーヒー糖”


日本橋にあるにほんばし島根館もまた大好きなアンテナショップ。
そしてここでもまた、初めて見た“コーヒー糖”の前でひとり押し問答しておりました。

原材料は「砂糖、粉末コーヒー」。
このままお菓子として食べてもいいそうですが、直径約3センチ×高さ2.2センチの固形物は一口には大きいし、ぎゅっと固くてやすやすとは歯も刃も立ちません。
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とにかく全力で割ってみた。

ということで、お湯を注げばお手軽コーヒー飲料。たしかにコーヒーの香りがします。薄いコーヒーというか。しかもかなり甘いっ!
それは写真のコーヒーと砂糖の比率を見れば想像できますね。
甘さを薄めるために湯量を増やせば、まるで麦茶に砂糖を入れたような感覚となります。いえ、ひとによっては最初から麦茶の香りじゃないかと思うかもしれません(笑)。
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いや待てよ、もしかしてこれはあの「ミルメーク」のようなものではないかしらん♪
と思い、ホットミルクに溶いてみました。。。しまった、コーヒーの香りが消えた。ただただ甘い飲み物になってしまいました。


西八製菓有限会社:島根県雲南市木次町山方621-1
にほんばし島根館にて購入。


以上、今回の記事は「報告」であって「おすすめ」ではありませんのであしからず(笑)

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2012-12-03

千躰荒神祭り(品川)の釜おこし

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あこがれの“釜おこし”! かわいい!!


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今年の夏、散歩中に暑さに負けて駆け込んだ図書館でたまたま手に取った本に見つけた、品川の青物横丁駅近くにある「海雲寺 千躰荒神(せんたいこうじん)祭り」。
青物横丁という地にまったく縁がないので、ふ〜ん、と通り過ぎるところですが、このお祭りのときに露店で売られるという“釜おこし”に目が釘付けになってしまいました。

海雲寺の荒神堂に祀られている千躰荒神は火と水の神、転じて「台所の神様」なのだそうです。
毎年3月と11月の27、28日に行われる「千躰荒神祭り」では、台所に祀る荒神様を護摩供養で清めていただくのですが、なんと参拝の帰りはひとことも口をきいてはいけない、寄り道をしてはいけないなどといわれているそうで、ニコニコと会話をしながら参拝に向かう人々と、荒神様と釜おこしを抱えて口を閉ざし家路を急ぐ人々の行き交う様子を想像し、ひとり勝手に盛り上がってしまいました。

よし、今年は行こう、千躰荒神祭り!

近ごろわが家の台所についていろいろ考えることもあったので荒神様をお迎えしないまでもしっかりお詣りをして、護摩供養の様子を感激しながらしばらく眺め、行きも帰りもしゃべりっぱなしの参拝者に拍子抜けしながら、お目当ての“釜おこし”を購入して満足です。


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ふたの直径は約8センチ。
ふたを取れば器にはなっていないというか、口までぎっしり詰まっているというか。

露店のかたに伺ったところ、帰ってすぐに食べていいそうで(しばらく祀るとかながめるとかそんなしきたりがあるのかと思った・・)ふたは簡単に割れますが、あとは包丁でざくざくと切って食べるのがよいとのこと。
味はいたってふつう、サクサクと軽いおこしです。


品川 千躰荒神 海雲寺:南品川3-5-21(京浜急行青物横丁駅より徒歩2分)
※11/27、千躰荒神堂境内の露店にて購入

※参考→しながわ観光百科千躰荒神祭りのページ

和菓子

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