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2011年6月

2011-06-27

かんのや(福島)の家伝ゆべし と編みぐるみ和菓子店*ゆべし

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福島「かんのや」の“家伝ゆべし”、餡を包んでいます


「ゆべし」はじつに古くから伝わるもので、これほど同じ名前でありながら全国にいろいろな形で存在するお菓子は多くないと思うのですが、とりあえず「柚餅子」と書くように、柚子を使ったものが一般的です。くりぬいた丸ごとの皮に味付けした餅を詰めたり、きざんだ皮を餅に混ぜ込んで丸めたり、棒状に伸ばしたり。また味付けも、お醤油ベースだったり、甘みのある白い餅だったり、いろいろ。
お菓子ではなく珍味という分類(?)もあって、わたしも餅を使わず練り味噌を詰めた“味噌ゆべし”を何度か作りました。

(参考)“丸ゆべし”に関する過去の記事
中浦屋(石川県輪島市)/丸ゆべし(2007/4)
天任堂(岡山)/丸ゆべし(2008/3)


さて、東北のゆべしは柚子を使わず、クルミや胡麻を使うのが一般的。自生する柚子がなかったそうなのですね。福島辺りがぎりぎりの北限らしいのです。そこで手に入れやすいクルミを使った。材料が変わって製法と名前はそのまま伝わった、というのはほかの料理でも聞く話です。
そういうわたしもなぜか幼い頃より、東北に縁もないのに柚子の入らない“くるみゆべし”をよく食べました。

伊達政宗が好んで兵糧にしたという仙台のゆべしは四角い形ですが、福島ではゆべしといえば写真にある三角形のこの餡入りのものが圧倒的に知名度が高いそうで。。。

「かんのや」のサイトはこちら
 ※東急百貨店吉祥寺店にて購入。


はい、編みました。
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ちなみにこの三角形は鶴が羽を広げた形をイメージしたものだそうです。
わたしも、坂上田村麻呂を育てた二羽の丹頂鶴を思い描きながら編みました(笑)

編みぐるみ和菓子店“福島のゆべし”はこちら


編みぐるみ和菓子店をご覧くださいませ。

和菓子 

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2011-06-21

6/16は和菓子の日〜とらや/嘉祥蒸羊羹

6月16日は「和菓子の日」でした。

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「厄除招福」を願って「嘉祥の祝」をば。


先日受けた人間ドック。毎年「スバラシイ!」といわれるくらい健康なのですが、今年はところどころ「要観察」がつきまして。それがいちいち「加齢によるものですから心配はいりませんねー」と説明されまして。歳をとるとはそういうことなのね、と思ったわけで。
これは「健康と招福を願う行事」を黙って通り過ぎるわけにはまいりません。

そんなこんなで、人間ドックの帰りに吉祥寺アトレの「とらや」へ直行。
「嘉祥蒸羊羹を1本くださいー」。

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「とらや」の“嘉祥蒸羊羹”、和菓子の日にちなんだ期間限定品。


旧暦の6月16日はちょうど梅雨明けの頃。お菓子を食べて健康と招福を願う嘉祥(かじょう)という行事がありました。
お菓子を食べることで厄除招福なら、わが家は年がら年中厄除招福ですが、いい、それはいい。とにかく加齢の不安を払っておくのです。

かつて食べた蒸し羊羹のなかではとびぬけて上品な印象の“嘉祥蒸羊羹”は、ジメジメした梅雨にうれしいすっきりした甘み。はっきり感じる濃厚な小豆の味と黒砂糖の甘みが、ちょうどあんみつのあんこの黒蜜かかったところをすくって食べたような感じで、おいしい寒天と交互に食べたいわ〜と、わけのわからないことを思う嘉祥の祝でした。
やっぱり煉り羊羹より蒸し羊羹が好きだ♪


ところで包装の上から貼ってあった「厄除招福」のお札は、日枝神社で祈願を済ませたものらしいのです。開けるときに角を破ってしまったのですが、わたしの健康は大丈夫でしょうか?(笑)


とらやのサイトはこちら
 ※アトレ吉祥寺店にて購入。“嘉祥蒸羊羹”の販売は終了しています。

和菓子

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2011-06-15

北野エースの“まんぷくどら焼き”

静岡ってそういうところなの?
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という疑問を持たずにはいられない、「北野エース」で販売する“まんぷくどら焼き”@静岡製菓


食品スーパー「北野エース」の目玉商品のひとつ、“まんぷくどら焼き”。つい笑ってしまうけど、いちおうマジメな商品です。どら焼きというより、大きなあんこ玉にどら焼き皮を添えたもの、という感じです。
で、販売者は「静岡製菓」となっているのですが。

もう3年以上も前に紹介した“うわさのどら焼”と“びっくりどら焼”も静岡のお菓子でした。なぜにみんな静岡なのだ?
できればもういちど過去の記事で写真など確認していただきたく・・・
水月/うわさのどら焼 と やまだいち/野趣村情(静岡)(2008/2)

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重さも大きさも量るのを忘れてしまいましたが、あらためて見ると、以前の2商品に比べてあんこの量は少ないですね、たぶん。コンビニ菓子にありがちなしみ〜っとした食感の皮が存在感を保てる、ぎりぎりのあんこの量なのではないかと思います。
このあんこが甘さ控えめで、後味もそんなにイヤじゃない。それがなんだかくやしい。でもぜったいに「どら焼き」と思って食べてないけどね(笑)


静岡製菓のサイトによると、まんぷくどら焼き@200円ですが、北野エースオリジナルは@250円。
静岡製菓/まんぷくどら焼きのウェブページはこちら


ところでわが家のアイドル、黄色いロディは2年前からどら焼き携行中(非常食か!?)
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まさかこれも、まんぷくどら焼き?(笑)

和菓子

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2011-06-01

会津喜多方の凍み餅とたまりせんべいと甘納豆と。

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初めて見た!“凍み餅”味付@スーパーしんたに


ささやかな復興支援継続中。東北のお菓子が途切れることのないわが家です。といっても、デパ地下などで扱うお菓子はわりと全国的に有名なものが中心なのですが。。。
先日、たまたま通りかかった吉祥寺アトレで福島県喜多方市の食品物産イベントに遭遇しました。地元の食品スーパーが持ってきた野菜や米、麺類、漬物、菓子などが中心で、あまりに楽しくてついつい散財〜。

真っ先に手にしたのが無地のビニール袋に3枚入れてテープでとめただけの“凍み餅”。餅を凍らせて作る“凍み餅”というのは知っていましたが、こんな食べ方するんだー♪ という発見に気分が高まったのはここだけの話です。
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意味もなく寄ってみる、なんかピントずれてますけど。

油で揚げて、味付けは醤油と砂糖で甘塩っぱく。その味はまるであの「歌舞伎揚げ」。
まずはごりっと硬い歌舞伎揚げ、芯まで味のしみた歌舞伎揚げ、そのうちしゃりしゃりした食感になる歌舞伎揚げ、そんな感じでした。ああクセになるわ〜。


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“たまりせんべい”@小林米菓店

ぜんぜん知らなかった喜多方の特産品、たまりせんべい。地元の米を使ったパリンと軽い煎餅に、地元のたまり醤油を1枚ずつはけでぬった香ばしいお煎餅でした。
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たまり醤油は片面だけ。食感だけでなく味も軽いので、これまたクセになる〜。


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こちらはお店の出店、「おく屋」の“高原の露”(左)と“花嫁甘納豆”

“花嫁甘納豆”は大粒の白花豆と紫花豆の甘納豆。花豆は初夏にそれぞれ紅白の花が咲き、縁起の良い豆として「花嫁ささげ」と呼ばれるんだそうです。ふっくら炊かれた豆は幸せの味でした。
そして・・・
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“高原の露”は紫花豆のぬれ甘納豆。これ、とてもとてもお気に入り♪
上品すぎるほど上品な甘さは、甘くないと勘違いするほど。ついつい手が出る〜。

おく屋のオンラインショップはこちら


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会津は駄菓子がいろいろ楽しいところでもあるので、スーパーしんたにさんが持ってきたお菓子はいちいちわくわくして抑えるのが大変でしたよ。ああみそぱんもあるーしそぱんもあるーかりんとうもあるー・・・野菜もあれこれ買ったのであきらめたものもいっぱい。それでもすごい荷物で帰ってきたのでした。

和菓子

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