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2009-05-27

虎屋ギャラリー(赤坂)/子どもとお菓子展

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赤坂「とらや」本店の限定品“草餡餅”


一年ぶりの虎屋文庫資料展、今回は「子どもとお菓子」展です。
展示内容はこちら(とらやのサイト)

こどもの行事に関するお菓子や駄菓子などが楽しくにぎやかに展示されています。駄菓子はわさ〜っと並んでいるだけでワクワクするし、人生の儀礼にちなんだお菓子はやはり興味深いのです。
「みかん水」ってオードリー春日の作る“飴ジュース”みたいなものだろうか、などといいつつじっくりと見ましたが、とくに印象に残っているのが明治時代の育児書に関するもの。和菓子よりも、卵や牛乳をたっぷり使った西洋菓子のほうを評価する記述があります。小豆、寒天、低カロリーでカラダにいい! といわれるこのごろとはえらい違いではありませんか。


さて、毎回展示内容にあわせて販売されるお菓子ですが、今回は写真の“草餡餅”。3年前の展示で出された“灸いらず”と同じかなあ? それにしてもがつーんと甘い餡でした。
※参考→虎屋ギャラリー(赤坂)/旅先の口福「和菓子で楽しむ道中日記」展(2006/6)


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“新千歳の緑”

道明寺生地と白小豆の小倉餡が渦を巻き、千年も変わらぬ松のめでたさを表わしたお菓子。草餡餅のあとでは「あれっ!? 甘くない!」と言いたくなります。

今年はもう1回、11月に開催を予定しているそうです。また楽しみができました。

※去年の展示の記事はこちら
虎屋ギャラリー(赤坂)/源氏物語と和菓子展(2008/6)


「子どもとお菓子」展
開催中〜2008/6/16(火)まで 10:00〜17:30 会期中無休
虎屋ギャラリー:港区赤坂4-9-22 虎屋ビル2階(地下鉄赤坂見附駅より徒歩7分)
入場無料
※毎週月曜の10:30には展示解説が受けられます。

 虎屋のサイト●http://www.toraya-group.co.jp/main.html

和菓子

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コメント

>明治時代の育児書
あの当時は「西洋に追いつけ!」ですからね。
片岡鶴太郎の「卵もんじゃ」の話を聞いたことがあるのですが少なくとも昭和40年代くらいまで卵はぜいたく品でそうそう食べることができなかったのでは?と思います。 多分、中産階級以上の人向けの本なのでしょう。 もっとも本を買える人もかなり限られたと思います。

虎屋の草餡餅はさすがに草が見えるほどよもぎが入っていますね。

投稿: 笹団子 | 2009-05-28 22:26

★笹団子さん
ええ、栄養とるならとにかく卵! という時代がありましたよね。
草餅はお店によっては緑色ばかりが濃くて香りのないものもありますが、これはしっかりとヨモギが香りました。
繊維の混じり具合がなかなかきれいだと思います。

投稿: kozue | 2009-05-29 13:14

これは、いいですね。貴重な体験ができますね。
横浜博、行くよりこっちのほうがおもしろそう。
開港記念日一人で行こうと思いましたが
虎屋ギャラリー良いですね。
風味絶佳や滋養強壮とか一粒300mとか
昔は栄養があるほうがよかったのでしょうね。
今は和菓子がヘルシーで良いです。

駄菓子屋さんは、飽きないですよね。
江戸のコンビニ、なかなかですね。
お菓子の歴史やその年中行事や儀式など
この展示で得るものがありそうで
行きたいです。
限定もこれまたひかれますし。

投稿: yottyan | 2009-05-29 18:47

★yottyanさん
横浜博とは規模が違います〜(笑)
でもこれはこれで楽しいですよ。
なんでも明治の育児書では「和菓子は砂糖が多すぎる」だそうで、いやいや洋菓子だってバターに砂糖に・・・ねえ。学者先生もいろいろ研究していくと、あーこれは間違いだったなー、と思うこともあるそうで、そういうことも含めて興味深いなあと思いました。
そういえば地下の茶房で「氷あんず、あんず6つのせ・・・やっぱり3つのせと3つ別盛り」という注文をしている人がいました。

投稿: kozue | 2009-05-29 23:03

>「氷あんず、あんず6つのせ・・・やっぱり3つのせと3つ別盛り」

ラーメン屋で「ラーメン、チャーシュー6まいのせ・・・やっぱり3まいのせと3まい別盛り」と言っている人みたいですね。(笑)
あんずの追加なんてできるんですね? 「+1個につき¥○」なんでしょうか?

投稿: 笹団子 | 2009-05-30 02:10

★笹団子さん
そうそう、和菓子でそんなオブション注文できるなんて思わなかったので、けっこうな衝撃でした。しかも「6つ全部のせるのは見た目にバランス悪いので3つは別盛りで」と。まるで知らない世界です(笑)
たぶん「+1個につき¥○」だと思いますが、そこまでは確認できませんでした。

投稿: kozue | 2009-05-31 16:39

楽しい展示でした~。
ビデオにも夢中になってしまった。あれは絶対残さないと、と強く強く思ったのです。

私も菓僚でいろいろなことお願いします。宇治金時の抹茶蜜を別にしてとか。(全部だと甘過ぎるけど少なくても淋しい)。嫌な客ですよねえ。きっと‘汁だく’もできるんじゃない(笑)

投稿: あんころりん | 2009-06-05 10:56

★あんころりんさん
うん、楽しかった。ビデオもよかったですね。
でも途中で高校生がわんさかと入ってきたので、あまり落ち着いてみられなかったかも。
そうですかーオプション頼んだことなかったので、慣れた感じで注文する様子にびっくりしちゃいました。汁だくかー・・・(笑)

投稿: kozue | 2009-06-05 13:46

6月16日目指して行ってみます。
混んでいるかな。
いろいろ予約でもしてみようかな。

投稿: yottyan | 2009-06-10 10:24

★yottyanさん
おおーぎりぎり行けそうですか?
yottyanさん和菓子お好きだから、きっと楽しいと思います!

投稿: kozue | 2009-06-10 13:47

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土曜のおやつは、青山通りの虎屋(赤坂4-9-22)の喫茶室にて...冷やし汁粉¥1155。上質なこしあんと、和三盆糖の甘さ。 虎屋の冷やし汁粉は、胃からそのまま吸収されて血管をサラサラと流れ出すよう。 ←って、甘党にしか理解されない感覚だろうなあ...。この日は、本店2階の虎屋文庫で開催中の「子どもとお菓子展」を観に来たのでした。 「和菓子文化の伝承と創造の一翼を担う」虎屋文庫では、定期的に和菓子にちなんだ展覧会を開催しています。一昨年は、現代美術の作家5人が、和菓子を題材の作品を作った「和菓子アー... [続きを読む]

受信: 2009-06-02 17:43

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