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2009年2月

2009-02-27

nukumuku(練馬区貫井)のコーングリッツにおおわれたバゲット

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いきなり名前失念、「nukumuku(ヌクムク)」のコーングリッツがたっぷりまぶされたバゲット。


予告どおり(予告したのか)先日<セロテープアート(R)展@練馬区立美術館>に行きました。こんな世界があったのか、とわくわくするような作品の数々。あーおもしろかったー。

というわけで興味のある方はこちらをどうぞ→セロテープアート(R) アーティスト瀬畑亮氏のサイト


さて、練馬区立美術館のお楽しみといえば! 「nukumuku」でパンを買うことだー!(何かが少し違う)
前回の訪問以来、すっかりお気に入りパン屋さんのひとつであります。
最初の写真のコーングリッツにおおわれたバゲットは、表皮がなんとも香ばしく、<じゃりがりっ>とした食感も心地よいのでした。

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“セーグル”

家人が「コレ」と指差したセーグルバゲットは前回大喜びしたパンのひとつですが、そうたびたび行けるお店でもないので、なるべく前回との重複は避けたいと思い、今回はナマコ型の“セーグル”を選びました。
わが家は酸味の強いパンも好きですが、nukumukuのセーグル系は酸味を感じないながらも粉の味わいがしっかりしているのでかなり好きです。

セーグル生地でこんなパンも。
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“クリームチーズとクランベリー”


「“かぼちゃ”は?」「“お豆”は?」という家人に「それは前回買った」「それも買った」と冷たく却下(笑)。でも前回会えなかった“クリームチーズとクランベリー”はもちろん買いましょう。

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ね、セーグル生地なのよ。


世の中はパンブームだそうで、続々と新しいお店がオープンしているようですが、こんなおいしくて楽しいお店、近所にほしいです。切に願う。
※前回(2008/11)のnukumukuの記事はこちら
 →nukumuku(練馬区貫井)/セーグルバゲット
 →nukumuku(練馬区貫井)/長時間発酵のバゲット


Boulangerie nukumuku(ヌクムク):練馬区貫井5-1-8(西武池袋線中村橋駅より徒歩7分) 月、第2・4火休

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2009-02-25

デュヌラルテ(表参道)/ホノカ

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表参道「デュヌラルテ」のもちもちパン“ホノカ”


気がつけば「デュヌラルテ」は表参道にお店ができ、南青山の本店を閉め、デパートの催事によく出店するようになりました。催事に出ると思うとお店には行かなくなってしまうし、催事に出くわせばまたどこかで買えると通り過ぎてばかりです。
ある先輩からの今年の年賀状に「渋谷でダンディゾンを発見、ベーグルがもちもちでものすごく好み」とありまして、しばらく悩みましたがそれは渋谷東急東横店に出店していた「デュヌラルテ」の話であると確信しました。

さて、先月銀座松屋のバレンタイン催事に出店していた「デュヌラルテ」にて。
もともとベーグルは興味がないので、ショーケースの中にあったベーグルをみてもとくに気にもとめず、買ったのは“ホノカ”。いやこれ見た目はベーグルですけれど。
グレープシードオイルを使用したもっちもちのパンは思いのほか粉の味を感じられる好みの味でした。もちもち食感というとベーグルっぽいですけど、やっぱりベーグルでない。おもしろいです。
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もし先輩がこれをベーグルと勘違いしているとしたら、それもまたおもしろい。だってデュヌラルテのベーグルはベーグルっぽくない形だから。いや、彼女に限ってそんなことは(笑)


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これももっちもちの生地“ナチュール”

サイトのアイテム紹介には触れられていないのですが、商品カードに「豆腐入り」とあった“ナチュール”。豆乳入りはときどき目にしますが、豆腐入りとは。こんな重要事項をなぜサイトに載せぬのだ。
たしかにカットしたら間違いなく と う ふ の香りでちょっと驚き。それだけでもカラダによさそうな気がするすばらしき豆腐効果です。


このとき買ったのはほかにも数点。家に帰ってパンの入った袋を開けたときに立ち上ったのはパンの香りではなくアブラのにおいでした。これもデュヌラルテから足が遠ざかる要因のひとつなのです、すっかり忘れていたけれど。


デュヌラルテ:渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1(東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線表参道駅または千代田線、副都心線明治神宮前駅より徒歩3分) 不定休
 ※松屋銀座店の催事にて購入。

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2009-02-20

大黒屋鎌餅本舗(京都)/御鎌餅

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京都「大黒屋鎌餅本舗」の“御鎌餅(おんかまもち)”


こちらも先月、銀座松屋にて全国のおいしいものを集めた展(催事の名称を忘れました)。大好きな中村軒の“麦代餅(むぎてもち)”が出るというので出向いたわけです。
販売時間少し前に行くとけっこうな行列で、せっかく並ぶなら「大黒屋鎌餅本舗」の“御鎌餅”も買っておくかと整理券を受け取りました。
個人的には とにかく好き好き麦代餅 なものですからまったく予想しなかったのですが、いざ販売が始まると“御鎌餅”の方があっという間に完売で、そんなに人気があるなら買ってみてよかったねー、とただただミーハーなわたしです。

※麦代餅の記事はこちら→中村軒(京都)/麦代餅

さて、ややこしいことにこの“御鎌餅”、もともとは江戸時代に“麦手餅(むぎてもち)”という名で京都は鞍馬街道あたりの茶店で出されていたそうです。農作業の間食として麦と餅を物々交換していたという歴史は中村軒の“麦代餅”と同じですが、旅人にも人気があったとか。
鎌に似た形をしていたことから“鎌餅”と呼ばれるようになり、一度は途絶えたものの明治から大正にかわるころに復活。

中の餡が透けるほどとろ〜んとやわらかな餅は口の中でもとろ〜ん。餡は黒糖入りのこしあんで、意外にも重みのある味わいです。こんなとろ〜んとした餅で農作業の間食として満足できるのか、と最初は疑問にも思いましたが、これだけしっかりした餡ならいけるかも。
とはいえ“麦代餅”の方が餅が力強い分ボリュームがあって、その後しっかり働けそうな気がします。

不思議なことに包みを開けたら「御鎌餅」と書かれた紙の「鎌」の字に「加満」とふりがな(ふり漢字?)が。縁起担ぎかしらん?


大黒屋鎌餅本舗:京都市上京区寺町通今出川上ル4丁目阿弥陀寺前町25
※松屋銀座店の催事にて購入。

和菓子

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2009-02-17

三英堂/四ヶ村 と 桂月堂/柿山水(松江)

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松江「三英堂」の“四ヶ村(しかむら)”


1月中旬でしたか東急東横店の島根県物産展。毎年「ヒオウギガイ」というホタテの子分のような大きさでカラフルな殻を持つ貝を楽しみにしている物産展なのですが、今年は出ていなくて残念でした。
でも大丈夫、島根のお菓子はいろいろおいしいから。

以前からあこがれていた「三英堂」の春のお菓子“四ヶ村”というお菓子がありました。三英堂のサイトで見たのはもう少しふくよかなイメージで、それに比べ開きかけのつぼみのようではありますが、よしとしましょう。
ほんのりかけられた金粉も派手すぎず。餡の繊細な味わいとなめらかさに、またしてもうっとりするのでありました。わたし、三英堂の餡が好きです。

松江には松江藩主松平不昧公が命名したお菓子がいくつもありますが、“四ヶ村(しかむら)”は不昧公が鷹狩りの帰途で見かけた美しい白椿に名付けたもので、のちに不昧公生誕250年を記念してそれを菓銘に作られたお菓子だそうです。

※過去の三英堂の記事はこちら
三英堂(松江)/東雲羹 と 槌谷(大垣)/宝賀来(2009/1)
三英堂(松江)/宗納(2008/10)
三英堂(松江)/日の出前(2007/5)


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松江「桂月堂」の“柿山水”


こちらは「桂月堂」の“柿山水”というお菓子。干し柿のなかに小豆餡とたっぷりの白餡(たぶん栗入り)が詰まっています。
もともと白餡好きなのですが、干し柿と白餡の組み合わせってかなり好き。
干し柿の甘みとあっさりめの白餡で、日本に生まれてよかったーと思うひとときでした。

※過去の桂月堂の記事はこちら
桂月堂(松江)/小倉松草(2007/5)


三英堂:島根県松江市寺町47
桂月堂:島根県松江市天神町97
※渋谷東急東横店の島根県物産展にて購入。

和菓子

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2009-02-06

ボヌール(三軒茶屋)/クーロンヌ

再びの感動はあるのか

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三茶「ボヌール」の“クーロンヌ”
ほんのり酸味のある天然酵母のパンは石臼挽きの小麦の風味が感じられます。


先月、世田谷パブリックシアターで上演された「冬の絵空」という芝居を観たのです。
わたしにとってこの芝居、もう何年も前に当時生瀬勝久氏が座長を務めていた京都の「そとばこまち」という劇団が東京でも上演し、初めて「そとばこまち」を知り、その完成度の高さにココロ震えた、とてもとても思い入れのある芝居なので楽しみにしておりました。でも同時に年月が経ちキャストが変わると残念な気持ちになることもあるわけで。
結果は・・・観てよかった。あのときのようにココロ震えました。主演の藤木某に圧倒的なもの足りなさを感じたことを差し引いても。ほんとにここS席? と思うほど遠く高い位置から見下ろす席なのが悔しかったとしても。ああ来年あたり再演してくれないかしら、できれば主演を変えて(藤木直人ファンの皆さん、許して)。

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“ブール オ ノア”
カンパーニュ生地にクルミの入ったパンは小さくても重量級。


さて、三軒茶屋なんて滅多に行くことのない場所なので、ちょっと気になっているパン屋さんにも寄っておこうと向かったのは、石窯パンの店「ボヌール」。こちらのシェフ、パリの老舗パン店「ポワラーヌ」で10年間もパンを焼いていたのだそうです。(なんで来日したんだろう?)

ポワラーヌといえば数年前、日本橋タカシマヤで週一回パリから空輸したパンを5000円!!! で販売して話題になりましたね。さすがに5000円のパンは買う気にならなかったけれど、2000円くらいのを涙目で購入し、そのおいしさに号泣した(ちょっと誇張)ことがあります。
もしかしてあの味が三茶で買えちゃう? と期待してみたのですが・・・。

フランス人シェフのお店にしては、商店街にふさわしくいわゆる日本の惣菜パン・菓子パンが豊富。フランス人が焼きそばパンや明太フランスやあんぱんを焼くのですか、といってもスタッフは日本人ですから。そして街のパン屋さんにしては食パンやハード系食事パンも充実。なんだかとにかく品数が多くてちょっと楽しい気分です。
でもパンの香りが弱いような。焼き立てパンが次々に出てくるわりには、クリームの甘い香りぐらいしか漂ってこないので盛り上がりかけた気持ちも下降気味。えーと、わたしはパンの香りにシアワセを求め過ぎでしょうか。

そんな中で気に入ったのが“クーロンヌ”と“ブール オ ノア”。どちらも目のつまった重量感のあるパンは、かむごとに粉の味わいがじんわりと広がります。


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“バゲット”はどっしり重たく目のつまったタイプ。でもやっぱり重さのわりに香りが弱いので、しっかりしたおかずがないとつまらないのです。

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“パンボヌール”1/4サイズ。
こういうカンパーニュはフランス人は得意でしょ〜と勝手に思い込んでおります、はい。これこそポワラーヌ級の味を期待しましたが、敗北感。ええもちろん好みの問題です。サンドイッチにしたらそれなりに。


ところでもうひとつ期待していたのが“ボヌールサブレ”。たぶんポワラーヌのレシピで作られていると思うのですが。
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去年縁あってお裾分けをいただきおいしくて感激した、焼きの甘い(笑)ポワラーヌのサブレのような喜びを味わえるかと思いきや、こちらはしっかり焼きが入ってやや軽やか。若干の焼きムラと不揃いな形の混入は気にしないことにして、これはこれで悪くはないが、やはりわたしは焼きの甘さも含めたトータルでポワラーヌの焼きの甘い(しつこい)サブレが圧倒的に好きです。


ブーランジェリーボヌール:世田谷区太子堂4-28-10(東急田園都市線三軒茶屋駅より徒歩3分) 年始以外無休

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2009-02-03

末富(京都)の花びら餅

行事なので。

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京都「末富」の花びら餅、新宿タカシマヤにて。


今日は節分。豆まきはしませんが、めずらしく体調を崩したりしたので、体内の鬼を払うべく、青豆たっぷり入れたパウンドケーキを焼きました。青鬼が潜んでいそうなスゴイ色になってますけど。
とにかく、鬼は外。

そして明日は立春というのに、いまごろ花びら餅の話ですみません。
父が他界してから、家族が集まってにぎやかにお正月を祝うこともなくなり、かわって毎年わが家は家人とふたりで静かなお正月。そこで新たな習慣ができまして、お正月は必ず“花びら餅”を用意するようになりました。

今年も(昨年末というべきか)新宿タカシマヤの銘菓百選ではあちこちのお店の花びら餅が登場し、いただいたリストを眺めながら「どこのにする〜? どうしよう〜」と数日悩みましたが、結局決められないまま同じフロアに出店している「末富」にしました。末富なら、末富の花びら餅しかないからね(ヘンな理屈)。

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少し目線を変えるとお餅のぽってり具合がわかります。

箱を開けるとふわ〜っとごぼうの香り。このごぼうごぼうした香り(笑)は過去最高かもしれないと思うほど。
中に赤いお餅をはさんでおらず、お餅全体がほんのりピンク色をしています。これは初めて見るタイプ。
さらりとした味噌餡は風味よく、全体に上品なお味で、あらためてわたしは末富のお菓子が好みに合うのだと感じました。

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断面図


そういえば去年は金沢で花びら餅のオンパレードでした。
※そのときの記事はこちら
 →紫野源水(京都)の花びら餅 と編みぐるみ+金沢の花びら餅いろいろ(2008/1/17)
 →水本(金沢)の上生菓子(2008/1/25)
 →金沢「茶房一笑」にて献上加賀棒茶と「高砂屋」のお菓子をいただく(2008/2/14)


季節の終わるギリギリに、青山「桃林堂」の花びら餅をいただきましたが、こちらも赤いお餅をはさまず、味噌餡は真っ赤っかでした。
どうして? どうしてお餅をピンクにしたり味噌餡を赤くしたりするようになったの? と気になってしまうではありませんか。


末富(本店):京都市下京区松原通室町東入ル
 ※高島屋新宿店B1の店舗で購入。生菓子の販売は週1回。


和菓子

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