三英堂(松江)/宗納
松江「三英堂」の秋のお菓子“宗納”
季節ごとの食材をいただくのはとてもとても楽しいことですが、秋はまた格別の楽しみがたくさんありますねえ。と書きながら、まだ松茸を食べていないことに気づいてしまいました。
さて、秋になってまるまるっとした栗が出てきたら、「栗の渋皮煮」を作るのがわが家では恒例になっております。今年もおいしくできましたのよ。
世の中にも栗を使ったお菓子がたくさん出回る季節になりました。
写真は島根県松江市「三英堂」の“宗納(そうのう)”という、皮むき餡の中に栗を丸ごと入れた蕎麦薯蕷饅頭。10月から4月までの限定商品です。
ややねっとりした生地は、松江の同じ皮むき餡の薯蕷饅頭“朝汐”とはまた違った味わい。加えてほんのりと出雲蕎麦が香ります。
秋は新蕎麦の季節でもありますね。あそこのおそばも食べたいし、あっちのおそばも食べたいし、、、楽しみがいっぱいだ〜あ。
※過去の三英堂の記事はこちら
→三英堂(松江)/日の出前(2007/5)
このときは同じ蕎麦、栗を使ったお饅頭でありながらまったく違う方向の“出雲蕎麦楽”を食べたんだなあ。
三英堂:島根県松江市寺町47 (JR山陰本線松江駅より徒歩10分)
※高島屋日本橋店にて購入。
| 固定リンク
「f.島根県のいろいろ」カテゴリの記事
- 彩雲堂(松江)のあんパン(2016.05.24)
- タカシマヤ限定、風流堂(松江)のシベリア!(2016.02.17)
- 啓蟄のお菓子〜三英堂と風流堂(松江)(2013.03.12)
- 編みぐるみ和菓子店*竹筒水羊羹(2012.09.13)
- 三英堂(島根県松江市)/呼子鳥(2011.11.17)
コメント
まあ、あんこがお上品な色でございます。
なかなかこの中身はおいしさとお上品さを
かもし出していますね。
下の粽もやっぱりお上品ですし
良いものをゲットしましたね。
我が家はうすーい松茸をこの前、食べていました。
kozueさんちの渋皮煮食べてみたいな。
投稿: yottyan | 2008-10-23 17:57
>yottyanさん
はいー。松江の<皮むき餡>は色からしてお上品ですよねー。
お饅頭自体は全体に地味な色合いともいえますが。
利用する青果店ではいま、カナダ産のどかーんとした松茸が主流でイマイチ買う気にならないし、国産は1万円超えていたので手が出せません・・・
渋皮煮は作業自体は簡単ですが、手間がかかるのよ。手間の分、おいしくできた気になります。
投稿: kozue | 2008-10-23 23:52
しっとりした皮がそそるー♪宗納って不昧公の別名なんだ。
この季節は薯蕷まんじゅうがほんっとにおいしく感じます。蕎麦薯蕷はことさらもっちり感が増すと思いませんか。
松茸、って一番好きなきのこなの、高いよねえ。栗の渋皮煮は我が家にはない食文化だったのでおとなになってから馴染みました。ので煮たこと無いけれど、家庭の手作りが一番おいしいですね。
投稿: あんころりん | 2008-10-24 12:55
>あんころりんさん
薯蕷饅頭って食べるとシミジミしてしまうお菓子ですよねー。とくに秋は。
蕎麦が入っただけでこんなにかわるんだ〜へえ〜と思います。もっちりだったりねっとりだったりはお店によってもいろいろですが。
松茸が一番好きって、なんて贅沢な(笑)。
渋皮煮は毎年作るようになりましたが、栗きんとんにも挑戦してみたいの。でもあれはけっこうパワーが必要ですよね。
投稿: kozue | 2008-10-24 15:22
私の今年の秋はひたすら栗です。
丹波、中津川に小布施・・・。 熊本産の栗も使っているお店をチラホラ見かけます。
岡三英堂の宗納は初代の方の作らしいですね。 久々に、にほんばし島根館まで足を延ばしたくなりました。
出雲そばは割り子なら東京でもだしているお店がありますね。
http://www.shimanekan.jp/dining/images/mondo_menu02b.jpg
私は温かい「かまあげ」がいいのですが、これは現地じゃないと無理なようで。
投稿: 笹団子 | 2008-10-27 00:37
>笹団子さん
三英堂、初代から続くお菓子などとても「気持ちのいい」ものがいろいろあって好きです。
にほんばし島根館はもちろん、その併設するレストランもときどき利用しています。江戸のそばがおいしいから、割子そばは現地で食べるのがいいのかもしれません。
投稿: kozue | 2008-10-27 16:13