大極殿本舗(京都)/若あゆ と編みぐるみ鮎
夏の風物詩。
「大極殿本舗」の“桂川 若あゆ”
夏の季語、「鮎」。俳句は詠まなくても、季節を感じるオトナでありたいと心がけております。
今年はいつになく鮎を食べました。塩焼き、木の芽炊き、それからあちこちの和菓子店の鮎焼き!
なかでも京都「大極殿本舗」の“若あゆ”がたいそう気に入っております。
鮎焼きは焼き皮に求肥をはさんだだけのお菓子ですが(中には餡入りのものもあります)、姿形や表情はお店によってさまざま。大極殿本舗のものは顔の部分で皮を折り返しているのが特徴的です。
ややもっちりした皮と弾力のある求肥の一体感が、とても力強い食感や味を作り出しているように思います。ああこの「一体感」、食べればわかる、一体感。他店の鮎焼きにはあまり感じられない一体感が、不思議な魅力でした。
たまたま日本橋三越のイベントで見かけた島根「彩雲堂」の“若鮎”は尾を細く反り返らせてちょっとおすましさん。
実演販売があったのですが、タイミングが合わずに焼くところは見ることができませんでした。
ほかにも近所の和菓子店で買ったものはややぼってりとした形だったり、焼き印の入れ方もいろいろです。
大極殿本舗(だいごくでんほんぽ):京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590
※高島屋新宿店にて購入。
***
さて、竹筒水羊羹をあきらめて編みぐるんだのは若鮎。
こんなの簡単〜と思っていたのにそうでもなくて、いつもどおり何度も編みなおしました。ちゃーんと求肥も入っているからね〜。
→編みぐるみ和菓子店をご覧くださいませ。
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コメント
わーい
若鮎だったのねー。
なるほど、水ようかんより断然編みぐるみ向き。
すごく可愛いですねー。
どらやきに食われているところが
なんか鮎バーガーみたいで笑えました♪
私も偶然今年は。若鮎にやる気出して挑みました。
求肥嫌いも質しだいってわかったのです。
太極殿も買ったのですが、
私の口には入らず終いで。
投稿: あんころりん | 2008-07-24 22:16
>あんころりんさん
そう、若鮎です。ありがとうございます。
鮎バーガー! 思いもしませんでした。新たな視点だ。
鯛刺身バーガーは食べたことあるけど、さすがに切り身です(そういう問題ではない:笑)
求肥嫌いも質次第と気づきましたかー。
わたしは4店の鮎に挑みましたが、容姿だけでなく求肥も違いますよね。
人生いろいろ、求肥もいろいろ。おいしい求肥ってあるんだなあ、と気づいたのは最近のことですわ。
投稿: kozue | 2008-07-24 23:11
kozueさ~ん☆
>若鮎、チラ見せ
もう、すごく、ウケマシタ☆いやぁ~、いつも、ながら。もう、ほんとに。。。。(笑)
鮎のお味なんて、どこも一緒。と思ってたrossa反省。やはり、顔に。皮に求肥にいろんな個性あるのですね。
今度から、ちょっと注意して食べて見ます。はい☆
投稿: rossa | 2008-07-27 13:21
>rossaさ〜ん☆
ありがとう。
わたしもどこも同じと正直思っていたのですが、よくよく見れば顔も違うし、味わってみれば個性あるし、そういう発見をすると楽しくなっちゃいました。
いまだに鮎焼き見かけると、買わなくても観察しております(笑)
投稿: kozue | 2008-07-27 17:02
kozueさん素晴らしいですよ。若鮎、来週厚木は鮎祭りなので
ぜひ出品してください。
そうそう下のお饅頭は鬼太郎に出てきそうですね。
面白い。
笹の葉に求肥とは、おそれいりました。
厚木は名産が鮎最中なのですよ。最中は苦手なので
あまり買いませんが。
投稿: yottyan | 2008-07-28 17:43
>yottyanさん
ありがとうございます〜。笹も編んでしまいました。
鮎最中、厚木名物なのですか。知りませんでした。
鮎菓子も実は鮎焼きだけではなくて、最中や干菓子もこの時期あるのだそうです。中には焼き鮎そっくりに作った生菓子も。それはちょっと食べる気になれなかったけど。
投稿: kozue | 2008-07-28 22:26