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2008-04-09

三友堂(高松)/木守(きまもり)

ぐるぐる〜
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「三友堂」の“木守”


ずいぶんと地方銘菓が東京でも買えるようになった昨今です。気になっていたお菓子をデパートで偶然見かけると、ついはしゃいでしまうのですが、近ごろはその賞味期限と家にあるお菓子の在庫状況などをよくよく考え、購入を決断できるオトナになってきました。

さて、先月は新宿タカシマヤで城下町のお菓子を集めた特設売場に出くわし、見つけてしまったのです、ぐるぐるっとした烙印のかわいらしさが気になっていた「三友堂」の“木守(きまもり)”を。もちろん賞味期限と在庫を考えつつの購入です。

木守とは柿の木の枝にひとつだけ残された実のことですが、気になっていたのは烙印だけではなく、干し柿を使った餡をはさんであるということ。
柿餡をはさむのは和三盆をぬった麩焼き煎餅です。

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こんな漢字は知らない、と思ってしまった「守」の文字。これで「木守」と書いてあるのですよ。


千利休と高松藩松平家にまつわるドラマにちなんで誕生した銘菓だそうですが、木守という<侘び>の心を感じられる味でした。柿の味はそれほど強くなく、全体としてそれはそれは上品なお菓子です。
わたしも質素を心がけて落ち着いたオトナになりたいと思います。侘び人間・・・響きは悪いが。


三友堂:香川県高松市片原町1-22
 ※新宿高島屋の催事にて購入。

和菓子

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コメント

ぐるぐるでございますね。可愛い焼印ですね。柿餡とは興味あるお菓子ですね。木守ですか。そういえば家も柿の実を全部採らず
残しておきますね。木がさびしくなるので、なんとなく残していますね。由緒あるお菓子なんですね。賞味期限と在庫ですね。
これは大事ですね。お菓子をやっぱりおいしく食べたいですからね。最近その期限が正しいのかは疑問ですが。(^_^;)

ところで早速塗るチーズ購入してきました。あと、いろいろなスプレッドも試しに買って来ました。朝食を楽しくするために。
さすがにkozueさんのようなこった朝食はできないので
いろいろ試します。

投稿: yottyan | 2008-04-10 17:53

>yottyanさん
このぐるぐる焼印、千利休のお茶碗からつけられたものらしいです。とにかくドラマがあるのです、そうらしいです。
最近、大福とどら焼きは最初から冷凍保存するつもりで平気で買ってしまいます。

朝食、べつにこったことはしていないんですよー。
食パンにピザチーズのせて焼くだけで幸せなんです、わたし(笑)

投稿: kozue | 2008-04-10 23:42

和三盆というと徳島県というイメージですが、香川県も生産されているそうですね。 柿を使ったお菓子は個人的には大垣なんですが、これもまた違うようで。 柿の独特な甘み、渋み、コクが好きです。

ロールケーキも作っていらっしゃるようで。
http://nataco.exblog.jp/6822185/

うどんと一緒に食べに行きたいです。(一度にというわけではないのですが)

投稿: 笹団子 | 2008-04-11 00:50

>笹団子さん
「木守」片手にうどんを食べたいのかと思ってしまいましたー!(笑)
ロールケーキはゆずジャムなんですね。柿ジャムだったら食べてみたいかも。
柿を使ったお菓子って、調べてみるといろいろあるんですね。機会があったらいろいろ食べてみたいと思っております。

投稿: kozue | 2008-04-13 23:06

日本を代表する和菓子といえば、すやの「栗きんとん」か三友堂の「木守」と信じているのですが、三友堂に行くと必ず買ってしまうのが「ロールカステラ」です。しっとりしてやや甘めですがしっとりさとのバランスがとれた丁度良い甘さに思えます。他のカステラとはひと味違います。高松市兵庫町の本店は、接客も茶道の作法に従っているのかと思うほど、淡々としていますが、それが「木守」の味を守る職人のこだわりと品格を伝えているようにも思います。古き良き日本がここには残っている、と感じられる数少ない店の一つです。腕が確かで、媚びない職人のプライドを伝え続けてもらいたいと思います。高山堂の「里けしき」と「みかさ」も美味しいと思います。

投稿: Laputa | 2008-04-18 01:33

>Laputaさん
ステキなコメントありがとうございます!
ぜひお店に行ってみたくなりました。木守の味わいは十分に古き良き日本を感じますが、お店でそれを感じたいと思わずにいられません。

高山堂はまだ食べたことがありません。あ、新大阪にもお店があるのですね。次の機会にはきっと。おすすめありがとうございました。

投稿: kozue | 2008-04-18 12:52

すみません。すでに間違いにお気づきと思うのですが、三友堂の住所は片原町でした。東横イン兵庫町から歩いたので、ごっちゃになってまいました。お詫びついでに、とっておきの国際的和菓子の作り方をご紹介します。非常に簡単ですが、この味を2度経験すれば、デザートのない食事は食事ではないと信じるフランス人女性もファンになりました。1、白玉を作る(適当な白玉粉で適当な固さに練り適当なサイズにまるめ適当に湯がき、浮いて少ししたら氷水で冷やす)。2、ハーゲンダッツの抹茶アイス小カップ1/2を小奇麗な器にとる。3、御座候のあんこを適量、アイスの横に盛る。4、内熱が取れ、冷えた白玉をあんこ周辺に5〜8個あんじょう散らす。ポイントは、作り立ての白玉とハーゲンダッツの抹茶アイスです。美味しすぎて、食べ過ぎて、飽きて、不幸にならないようにご注意下さい。細く長く愛す一品です。

投稿: Laputa | 2008-04-23 00:46

>Laputaさん
ご丁寧にありがとうございます。
加えて創造したこともなかったけれど十分想像できる「国際的和菓子」、ありがとうございます! これはなかなか本格的(?)なデザートですね。ちょっと感動。
わたし、ハーゲンダッツの小倉小豆とストロベリーを合わせて、苺大福の味を想像したことならあります。

投稿: kozue | 2008-04-23 15:55

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