老松の雛菓子「引千切」と 編みぐるみ
ひなまつりでした、その2。
「老松」の上生菓子“引千切”、“紅”と“草”
ひなまつりには「老松」の“引千切”(ひちぎり)を、と思いまして、新宿伊勢丹の店舗で予約購入しました。去年は二色のうち一方が売切れて買えなかったので、今年こそ両方揃えたかったのです。
その形から“あこや”とも呼ばれる引千切ですが、こなし製の本体部分(?)はかなり貝っぽい形に見えます。そしてのせてあるのはきんとんのみ。きんとんの下に餡はありません。とてもシンプルな味に感じます。
“草”のこなし部分は蓬(よもぎ)の香りがさわやかに立って、しゃきっとした気持ちになりました。
ああ、やっぱり老松のお菓子が好きだ。
※去年は「末富」のひちぎりでひなまつり。記事はこちら→末富(京都)/ひちぎり
ずいぶん春らしくなってきたなあと思っていると、和菓子屋さんにも桜餅や草餅が並んでいますね。
“草の春”
こちらの方が“引千切”より蓬の色が濃いのですが、香りはかなり控えめ。形がかわいらしい〜。
老松(伊勢丹新宿店):新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1F
※“引千切”は3/1〜3の3日間販売。
***
そしてわたしは「ひちぎり」を編みぐるみ。
今回は「老松」風ですが、もし来年気が向いたら、餡をのせた3色セットも作りたいな、なんて考えてもみたり。気が早すぎますか。
毎回言っておりますが、かわいい。なんだかかわいい、我が作品。
→編みぐるみ和菓子店をご覧くださいませ。
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コメント
きゃ~~凄い!可愛いですよー。
最高傑作では?
しかし豆っぽいのがお好きですね。
今年はひちぎり、食べなかったなあ。
投稿: あんころりん | 2008-03-16 23:34
>あんころりんさん
ありがとうございます〜〜〜!
たしかに今回は形が単純でない分、がんばりました。
豆っぽいのはもちろん、あのなんともいえない曲線が好きなのでございます。
投稿: kozue | 2008-03-17 14:52
そろそろ出てくるかとおもいましたよ。春の和菓子スペシャル編みぐるみ、もうそろそろお彼岸ですね。寒さも今日まででしょうかね。
ひちぎりで編みぐるみとは、いいですね。ひちぎりは
kozueさんやあんころりんさんにおしえてもらった和菓子のひとつでした。
今年はひちぎりハンターしなかったなあ。
花粉症だとほかの事まで考えられなくなります。
お彼岸は献花や線香でくしゃみ三昧になります。(:_;)
kozueさんの和菓子シリーズで季節を感じますねえ。
もう1年だ。早いなあ。
編みぐるみきれいです。ちぎりぐあいがリアルです。(^_^)v
投稿: yottyan | 2008-03-17 16:38
>yottyanさん
ありがとうございます〜。ちぎりぐあいは、ちとやりすぎかなあと思いつつ・・・。
花粉症ってほんと集中力欠けますよねえ。出かけるのも億劫で、せっせと小豆を煮ておやつにしております。このままお彼岸のぼたもちまであんこ三昧だー。
そして、くしゃみしながら次の作品を編んでおりますのよ。ほほほ。
投稿: kozue | 2008-03-17 22:48