高砂屋(金沢)の上生菓子
金沢紀行 その12
再掲。「高砂屋」の“若松”
こんどこそ金沢紀行最終回。
ひがし茶屋街「茶房一笑」にて充実したお茶の時間を過ごしたあと、いただいたお菓子への興奮冷めぬままバスに乗り、「高砂屋」を目指します。
バス通り沿いの商店街の中にある、わりと大きなお店でした。
上生菓子は基本的に予約商品のようですが、少しだけ店頭に並んでいました。やっほー。
“雪笹”
薯蕷煉り切りの“雪笹”は、お芋の味とねっとりした食感が口の中に広がってからのどへ抜けて行きます。
“梅”
思いがけず、旅の最後に松竹梅が揃いました。めでたしめでたし。
高砂屋:金沢市石引2-7-4
※今回の金沢の記事はこちら
→お婦久軒(金沢)/あん入りドーナツ
→金沢「漆の実」にて「吉はし菓子店」の上生菓子をいただく
→水本(金沢)の上生菓子
→俵屋(金沢)/じろ飴
→かわむら(金沢)/甘納豆
→加賀麩司 宮田(金沢)/麩菓子 かりんとう
→うら田(金沢)の迎春菓子
→諸江屋(金沢)/オトギクズユ
→板屋(金沢)/香林
→越山甘清堂(金沢)/加賀れんこん餅
→金沢「茶房一笑」にて献上加賀棒茶と「高砂屋」のお菓子をいただく
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コメント
すごーい、きれい~。
雪笹の可愛らしいのにかっこいい感じ、新鮮です。
若松という銘にふさわしい清々しさも素晴らしい。
何だかきっぱりと潔さがあるお店ですね。
うーん、ちょっと他に似た感じが思いつかない。
こういうお店に偶然出会うって旅の楽しさ、喜びですね。
松竹梅がすっきりして素敵。
金沢紀行、すごく楽しかった、お疲れさま♪
投稿: あんころりん | 2008-02-19 17:48
>あんころりんさん
おつきあいいただきありがとうございましたー。
今回の旅の中では高砂屋の若松がダントツに好きです。もちろん上生菓子は見た目も味も高砂屋のものが一番好み。
そうですね、可愛らしいのにかっこいい、そんな感じでした。
心残りはねえ、本店に行かずにデパ地下などで済ませてしまったお店に、機会があったら行ってみたいー。
投稿: kozue | 2008-02-20 15:00
金沢は何度か行ったことがありますが、高砂屋さんがある兼六園南東の住宅地?へは行ったことがないですね。 松江は比較的コンパクトで徒歩圏内にいろんなお店がありましたが、金沢は東京や京都ほどではないにせよすべて徒歩は限られた時間では辛いようです。 それだけに、3~4日腰をすえて観光しながら和菓子屋さんめぐりをするのが良さそうな気がします。
実際のところ、どうでしょうか?
でも、城下町は和菓子が強いですね。
投稿: 笹団子 | 2008-02-21 23:22
>笹団子さん
そうですよね、歩いてみるとわりと近いのですが、観光しながら寄り道しながらだと、1日でまわり切るのはむずかしいですね。ほとんどの店がデパートやショッピングセンターのようなところに出店しているので、そこで済ませてしまったりもしましたが、やはり生菓子は本店に行かないと販売していないことがあるので、そこが心残り。2泊3日(実質丸2日分)でそれだから、数をこなそうと思うとほんとうに3〜4日腰を据えて、というのがよさそうです。
高砂屋や水本は観光地から完全にはずれていましたが、観光では行かないところへわざわざ足を運ぶのもそれはそれで楽しかったです。
洋菓子店は1軒しか記憶にないほど和菓子店だらけの金沢でしたが、松江ほど上生菓子が一般に浸透していないようなのが意外でした。
投稿: kozue | 2008-02-22 16:52
先月の北陸旅行(福井は抜かしてしまいましたが・・・)ではkozueさんの記事をたくさん参考にさせていただきました。 お陰で数ある金沢の和菓子店の中からいいお店を効率良くまわれました。m(_ _)m
しかし、金沢は江戸時代の日本で有数の大都会だっただけに和菓子店の数が多くかつあちこちに点在しているので京都ほどで無いにせよ凝りだすと何回行ってもまわりきれないということがわかりました。(汗)
投稿: 笹団子 | 2009-08-10 01:13
★笹団子さん
お役に立てて光栄です〜。
そうですね、いいお店がたくさんあるのに、わりとあちこちに散らばっている感じですよね。実際歩くとそんなに遠くないにしても、効率よくまわるには少し頭を使わなければなりません。
投稿: kozue | 2009-08-10 21:27