シニフィアン・シニフィエ(三宿)/バゲット・プラタヌ
和菓子の記事が続くので、今回はパンの話題。
「シニフィアン・シニフィエ」の“バゲット・プラタヌ”
やっとお店に行きました、「シニフィアン・シニフィエ」。
以前、日本橋タカシマヤの催事出店で買ったことはありましたが、デパ地下で気軽に買ってしまったことを後悔し、あの志賀シェフの創り出す世界を感じるにはやはりお店に行かないと、と思っていたのです。そしてビシビシと感じてきました、その世界を。
※前回の記事はこちら→シニフィアン・シニフィエ(三宿)のパンを日本橋タカシマヤで発見
まずは店内でおすすめパンのセットプレートを。チーズの盛り合わせのセットと、はちみつ、ジャム、オリーブオイルとチーズの盛り合わせのセットを選びました。パンはもちろん、どれもこれも何もかもいろいろ考えられて厳選されたものであることがわかります。
プレートのパンは大好きな“バゲット・プラタヌ”をはじめスライスされたものが4種類。ああ、おいしい。おいしいけど緊張するー(笑)。
パンはおかわりができるので、焦ってチーズをてんこ盛りにしなくても大丈夫。おかわりを頼むと最初とは違うパンが4種類出てきました。さすがに2度目のおかわりはお断りしましたけど、さらに別のパンがいただけたのでしょうか。
やっぱり気になるのはパンの水分量。<しっとり感>は通り越して、あえて<水分量>といわせていただきます。
ごくごく軽く温めて出されたパンは、その水分量ゆえに(もしかして電子レンジでチンしちゃった?)と思えるようなしっとりさで、もちろんそれは悪いことではないけれど、わたしが日常的に食べたいパンとは違うんだなあ、ということ。
さらに、創り上げられた「シニフィアン・シニフィエ」の世界は当然ながら自分の日常とはかけ離れていて、これは完全によそ行きのパンなのです。
そしてこんどはこう思うのでした。
「やっぱりシニフィアン・シニフィエのパンは、催事で気軽に買おう」
・・・とほほ。
実はお店に行った日も日本橋タカシマヤ出店中で、商品はやや少なめでした。でもあんぱんがたくさん並んでいたの。
こしあんぱん
ラムレーズンのあんぱん(白あん)
あんぱんのソフトな生地はちょっとなつかしい雰囲気もあって、あの世界の中ではやや異質にも見えます。それがかえって好印象。
“ポムドテール”は前回と違って、甘みの強いじゃがいもが入っていました。
日本橋高島屋に2/19(火)まで出店中です。
なかなか“クロワッサン・オ・ルヴァン”に巡り会えないんだけど、タカシマヤにも行った方がいいかなあ。。。
シニフィアン・シニフィエ:世田谷区下馬2-43-11 COMS SHIMOUMA 1F(東急田園都市線池尻大橋駅または三軒茶屋駅より徒歩15分) 火、隔週月(不定)休
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コメント
そうか、クロワッサンルヴァンって貴重だったのですね。
私は食パンで好きなのありました。あんぱんがお饅頭っぽいと思ったのですが、ラムレーズンを見るといよいよそんな風に感じる(のは私だけか)。しかしやたら値段が張りますね。あんぱんととうもろこしのパン以外は。
投稿: あんころりん | 2008-02-02 00:06
>あんころりんさん
いやーたぶんわたしの運が悪すぎるだけだと思うのですよ、クロワッサン。
そうですね、お値段がね。それもよそ行き価格。
あんぱんがお饅頭っぽいってわからなくもないです。お食事パンとの差がなんだか面白かった。
投稿: kozue | 2008-02-02 23:05