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2007-11-08

川端道喜(京都)と塩野(赤坂)の亥の子餅

10月のとある日に、「川端道喜の亥の子餅が新宿タカシマヤに入荷しまっせ」と師匠からメールが来ました。ええ? 10月に亥の子餅? と思いながらも、とにかく川端道喜の亥の子餅だ、と即タカシマヤに予約の電話を入れたのです。
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京都「川端道喜」の“亥の子餅” まるくてかわいい〜。


お茶の心得もないくせに、てきとーにお抹茶点てて一服。
薄いながらもしっかりしたお餅に繊細なこしあんがたっぷりと。わけもわからずただひたすら感激です。こんな機会にめぐまれて、情報をくれた師匠に感謝。
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で、なんで10月に亥の子餅? の答えも師匠から、15代川端道喜著「和菓子の京都」(岩波新書)にありますよ、と。おおほんとだー読んだのに忘れてたー。

玄猪には10月の玄猪と11月の霜月玄猪があって、現在の茶道にある<霜月の炉開きに亥の子餅>というのは習慣が形を変えて残ったもので、じつはもっと古くから玄猪の行事はあったそうなんです。そしてその10月玄猪に納められたのが<丸餅>ということで、10月に丸い亥の子餅。ほほ〜お。

そのあたりのことは師匠あんころりんさんの記事にも詳しいです(ってまた投げてみた)。
ほっくりと秋だけの栗菓子、亥の子餅 京都「川端道喜」亥の子餅「老松」栗しぼり、丹波太郎 大阪「廣井堂」栗むし羊羹

11/3にも入荷したらしいのですが、知ったのは過ぎてからでした。


川端道喜:京都市左京区下鴨南野々神町2-12 水休(要予約)
 ※新宿タカシマヤB1F 銘菓百選にて購入。

***

さて、もうひとつ。
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こちらは赤坂「塩野」の11月の生菓子“亥の子餅” あ、ややウリ坊っぽい。


柔らかい求肥製の皮から胡麻のぷちぷちとした食感が楽しい亥の子餅、中は粒あんです。
当たり前だけど、川端道喜のものとはまったく違う味わいで、これまた楽しいお茶のひとときでした。


塩野:港区赤坂2-13-2(東京メトロ千代田線赤坂駅より徒歩1分) 日休

和菓子

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コメント

ご無沙汰しています。

亥の子餅ですが、小石川の一幸庵でも西麻布の麻布昇月堂でも皮にゴマが練り込んでありました。 江戸前なんでしょうか?

投稿: 笹団子 | 2007-11-08 21:45

>笹団子さん
こんばんわ。笹団子さんも京都でおいしいお菓子三昧でしたね。
胡麻使うと手っ取り早く亥の子を表現できるってことでしょうか。あまり多くのお店を知っているわけではありませんが、胡麻使っているところ多いですよね。

投稿: kozue | 2007-11-08 22:55

おいしそう。小さくて本当に、お茶受けに合いそう。寒くなる前に野点とかいいですね。
これも、餡の入が絶妙。
あの、粽のところでしたら、餡もさぞかし美味しいのでしょうね。

投稿: yottyan | 2007-11-09 09:55

>yottyanさん
あのね、ほんとにそうなのです。さすが川端道喜、の味でした。心から感激してしまいました。
そういえば吉祥寺の和菓子屋さんの亥の子餅は白いお餅に黒ごまだったなあ。イノシシというより豚っぽかったなあ(笑)

投稿: kozue | 2007-11-09 16:01

偶然、見つけたんですが松江の和菓子の事に触れてありとても嬉しく拝見しました。何件か載っていたお店も私の同級生の実家、妹の同級生の実家・・・・と松江の人にはとても身近でありなじみのあるお店です。コメントを読みながら味を思い起こしていました。
今、海外駐在のため故郷、和菓子と心のひかれるブログでした。こきょうの味を慈しんでくれる方がいるのもとても嬉しかったです。

投稿: おおまめ | 2007-11-11 22:37

>おおまめさん
海外からコメントありがとうございます!
うわ〜同級生の実家のオンパレード、なんだかうらやましい気がします。
松江の和菓子のすばらしさ、いろいろな人に伝えたくてブログでもかなり力が入ってしまいました。
こうしてご出身の方にも喜んでいただけて、書いてよかったとわたしも嬉しいです。

投稿: kozue | 2007-11-11 23:45

これからも時々拝見しようと思います。楽しみにしています!

投稿: おおまめ | 2007-11-12 17:15

>おおまめさん
ご丁寧にありがとうございます。よろしくお願いします!

投稿: kozue | 2007-11-12 17:55

すみません、更新に気が付かず。すっごい遅ればせながら、なんやかやとありがとうございます。

うう、おいしかったですね、素晴らしかったですね、感激ですねー。
ウチも煎茶でテーブル囲んで食べました。お餅だし。
あんなにシンプルで愛しくなる亥の子餅に出会った喜びを分け合えた、いやわかって下さる方でつくづく嬉しゅうございます。
だってねえ、我が家ではあまり理解されなかったのよ~~。

塩野は胡麻だったのですか、粒あん、てのが良いですね、結構あるのね~。
ところで豚見たかったな・・ぶひ。
あとでTBさせて下さいませ。

投稿: あんころりん | 2007-11-12 23:54

>あんころりんさん
わが家は11/3の入荷を後で知ってすごく残念がったのはわたしより家人の方でした。
いやほんと大感激の味でございました。ありがとうーーーの言葉はあんころりんさんと川端道喜さんに。

投稿: kozue | 2007-11-13 12:43

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↑上:大阪「廣井堂」“栗むし羊羹”旬の生栗がたっぷり 中:京都「川端道喜」十月“亥の子餅” 下:京都「老松」“栗しぼり”十月の節季菓子 秋深し、栗の風味も深まりゆく10月 静けさの漂う亥の子餅なども滋味があり、 実り多い季節の恵みを感じつつ いよいよ..... [続きを読む]

受信: 2007-11-14 16:53

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