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2007年11月

2007-11-28

ダンディゾン(吉祥寺)の新作パン

ダンディゾンのサイトはわりとよくチェックしているのですが、ふら〜っとお店に立ち寄ると、まだサイトに載っていないパンが並んでいることがよくあります。

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先日見つけたのはマッシュルームのような形をしたパンふたつ。


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“ポム・ドゥース”は「安納芋」というさつまいもを練り込んだ、ほわ〜んと甘いダンディゾンらしい軽い食感のパン。
安納芋にこだわった理由がよくわからなかった、というか、この甘さはたぶんさつまいもなのかなあという程度の・・・。

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ひとまわり大きい“ブラーヴォ”はクリームチーズを練り込んで、サルタナレーズンといよかんピールがいっぱい入ったパン。直径7センチくらい。
クリームチーズの影響か、生地がもっそーーぉっとしていて、食感が好みではありません。フルーツの香りはいいのですけど。
違う名前でもっともっと大きいサイズのものもありました。


※前回のダンディゾンの記事はこちら
ダンディゾン(吉祥寺)の新作パンと「老祥記」@神戸芦屋博覧会(2007-9)


ダンディゾン:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-2(JR中央線、京王井の頭線吉祥寺駅より徒歩5分) 水、第1・3火休

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2007-11-22

大阪「廣井堂」「庵月」の栗蒸し羊羹

もともと練り羊羹をあまり好まず、羊羹といえば<蒸し羊羹>が好きなものですから、栗の季節はあちこちの店頭に“栗蒸し羊羹”が並んでうれしい楽しい季節であります。

さて、今年はなぜか大阪の栗蒸し羊羹。


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「廣井堂」の栗蒸し羊羹


まずは新宿タカシマヤに来る〜おいしかった〜としつこいほどに(笑) その名をインプットされた「廣井堂」。
10、11月にたった3日ずつの限定販売。その日に予定が合うかどうかもわからないので予約もできずにいましたが、ふらっと立ち寄った日がたまたま入荷日で、しかも最後の1つを手にすることができました。

包みを開けると、むちっとした素朴さただよう蒸し羊羹。その切り口の中央にみごとな栗がどーん。
意外にしっとりあっさりで、ていねいに作られたおいしさがじわじわ〜じわじわ〜と口の中に。素朴だけど素朴過ぎない、大好きな蒸し羊羹のひとつになりました。

お店では12月中旬まで扱うようですが、新宿タカシマヤでの販売は終了です。

しつこいほどにインプットしてくださったのはもちろんあんころりん師匠。TB送り過ぎ。
ほっくりと秋だけの栗菓子、亥の子餅 京都「川端道喜」亥の子餅「老松」栗しぼり、丹波太郎 大阪「廣井堂」栗むし羊羹


御菓子司 廣井堂:大阪市西区新町1-17-8 日祝休


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「庵月」の栗蒸し羊羹


わははは、なんじゃこりゃ〜栗だらけ〜なのは「庵月」。
廣井堂に感激した数日後、新宿伊勢丹の地下イベントに出店していました。でも実は“栗蒸し羊羹”だけなら新宿タカシマヤの銘菓百選にも入荷しています。

こちらは口にした瞬間にわかりやすく広がる栗の味。即、おいしいーっ! と叫んでおりましたが、でもそれは栗の味と食感のことでして、冷静になってみると餡の存在感が弱いのです。
全体のバランスを考えると、圧倒的に好みは「廣井堂」。

ところで「庵月」には日持ちのしない“生栗蒸し羊羹”というのがありまして、試食した印象では『生』の方が餡の味わいが深くてしみじみとおいしさを感じます。でもこの風味はちょっと好みが分かれるところかもしれません。


御菓子司 庵月:大阪市中央区東心斎橋2-8-29

和菓子

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2007-11-15

松島屋(高輪)/豆大福と編みぐるみ

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暑い頃にはあまりすすまなかった餅菓子が、涼しくなると恋しくてたまらなくなるから不思議です。
というわけで高輪「松島屋」の豆大福がどんっ。

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さらにどんっ。なぜここまで近寄る。


店前のちょっとした行列の最後に並ぶと、お店から漂ってくる<餅の香り>で待つのも楽しく。
「これ持って庭園美術館のお庭へ行こう〜」・・・白金の庭園に大福の粉が散っていたら、それはわたしかもしれません。いやいや、気をつけて食べていますとも。

去年の松島屋の記事はこちら


松島屋:港区高輪1-5-25(地下鉄南北線・都営三田線白金高輪駅または都営浅草線泉岳寺駅より徒歩5分)日休、月不定休

和菓子

***

お待たせ〜
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「松島屋」に刺激されて編みぐるんだのは豆大福。いや〜ん、かわいい〜、とまたしても自画自賛です。えへへ。

「豆大福の豆は餅に埋もれているでしょう?」という家人に対し「そんなことできません。編みぐるみにそこまでのリアルさを求めてはいけません」と申し上げたところ、毛糸をケバケバ毛羽立ててそれっぽくしてくださいましたよ。おかげさまで、より豆大福らしくなりました。

前回の金平糖の写真も追加しております。ぜひお立ち寄りくださいませ。
編みぐるみ和菓子店

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2007-11-13

ポラリス(三鷹)を応援したい!

先月記事にしました三鷹「ポラリス」のパン。立川の人気店「ムッシュイワン」の姉妹店です。

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“フリュイナッツ”
不思議な形の中にはふっくらレーズンとカシューナッツ、オレンジがいっぱい。おいしいよ。


前回の記事は、いま読み返してもかなり反省点の多い記事なのですが、あの記事を読んでくださったポラリス、ムッシュイワンの方々からとてもとても丁寧なメッセージをいただきました。
 ※前回の記事はこちら→ポラリス(三鷹)はムッシュイワンの姉妹店

さて、あまりアクセス解析など意識しないのですが、最近「三鷹 ポラリス」で検索していらっしゃる方が多いので、もう一度記事にしようと思います。オープンから1ケ月以上経って、いろいろ変わってきた部分もありますので。


まずは前回、塩気がきつい、しょっぱい、と訴えたパン。あきらかに変わってきています。
以前はひと噛みしたところで何の味よりもまず感じた「塩」の味が、感じられなくなっていました。だからといって塩味がないというのではなく、噛みしめて味わっていくにつれ感じる塩味。そうです、わたしが期待したのはこういうことなのです。
それは食パンでも、バゲットでも、そして“ヴィエノワ”でも。

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“ヴィエノワ(ブルーベリークリーム)”

前回はキャラメルクリームでしたが、塩辛いパンに甘いクリームで撃沈した“ヴィエノワ”もバランスよく。
ただし個人的には、クリーム系や惣菜パンはだいたい油分きつめに感じます。これはもう個人の好みのモンダイなので。


それと粉の香り、旨味。
最近、粉の味の弱いパンが多くありませんか? 小麦が天候の影響を受けているのかしら、と憂えております。
ポラリスのパンも残念ながら粉の味が弱いと感じます。でも、じっくり味わうと感じられるパンもあるのですよ。ランチブッフェに並んでいたプチサイズのフランスパンなど、とくに。


さて、その「ランチブッフェ」(11〜14時)。パン食べ放題にスープとコーヒーのセットで840円というポラリスの目玉でもあります。
前回のわたしの記事を見て、すぐに改善してくださったのがブッフェ用パンの商品カード。正直なところ「こんな当たり前のこと〜」ではあったのですが、素早い対応をしていただいて、嬉しくて笑っちゃいました。
それからセットについていたレモンフレイバーのオリーブオイルはバターに代わっていました。これ、大正解だと思います。ありがとうありがとう!
あ、でもバターは有塩です。以前はパンの塩気のこともあり無塩バターの方がいいと書いたのですが、そして個人的好みはいまでも無塩バターなのですが(笑)、有塩でも文句はいいません。
この2点が改善されただけでも、ランチブッフェの楽しさがぐっとアップしました。

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“トルネード”
ぐるぐる巻きの生地が、噛み切れないとバネのようにびよ〜んと伸び、すき間からクリームがはみ出して大騒ぎ。こういう生地も個人的には油分きつめに感じます。


えらそーーーなこといいますと、ハード系の食事パンや食パンはずいぶん頑張っているし、あんな楽しいランチブッフェにはなかなか出会えない。で、タイトルの「ポラリス(三鷹)を応援したい!」につながるのです。
とにかくわたしは、「『ムッシュイワンのパン』を、あの味をポラリスでも買えるといいな」と念じ続けますよ。
頑張れポラリス!


最後にもうひとつあった疑問について。ポラリスはムッシュイワンのスタッフにより運営されていますが、経営は「丸正フーズ」とムッシュイワンの共同経営で、だから支店ではなく「姉妹店」という位置づけになっているそうです。こんなこと気にするの、わたしぐらいか?


ポラリス:東京都三鷹市下連雀4-15-41(JR中央線三鷹駅より徒歩9分)
 参考●ムッシュイワンのサイト

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2007-11-08

川端道喜(京都)と塩野(赤坂)の亥の子餅

10月のとある日に、「川端道喜の亥の子餅が新宿タカシマヤに入荷しまっせ」と師匠からメールが来ました。ええ? 10月に亥の子餅? と思いながらも、とにかく川端道喜の亥の子餅だ、と即タカシマヤに予約の電話を入れたのです。
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京都「川端道喜」の“亥の子餅” まるくてかわいい〜。


お茶の心得もないくせに、てきとーにお抹茶点てて一服。
薄いながらもしっかりしたお餅に繊細なこしあんがたっぷりと。わけもわからずただひたすら感激です。こんな機会にめぐまれて、情報をくれた師匠に感謝。
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で、なんで10月に亥の子餅? の答えも師匠から、15代川端道喜著「和菓子の京都」(岩波新書)にありますよ、と。おおほんとだー読んだのに忘れてたー。

玄猪には10月の玄猪と11月の霜月玄猪があって、現在の茶道にある<霜月の炉開きに亥の子餅>というのは習慣が形を変えて残ったもので、じつはもっと古くから玄猪の行事はあったそうなんです。そしてその10月玄猪に納められたのが<丸餅>ということで、10月に丸い亥の子餅。ほほ〜お。

そのあたりのことは師匠あんころりんさんの記事にも詳しいです(ってまた投げてみた)。
ほっくりと秋だけの栗菓子、亥の子餅 京都「川端道喜」亥の子餅「老松」栗しぼり、丹波太郎 大阪「廣井堂」栗むし羊羹

11/3にも入荷したらしいのですが、知ったのは過ぎてからでした。


川端道喜:京都市左京区下鴨南野々神町2-12 水休(要予約)
 ※新宿タカシマヤB1F 銘菓百選にて購入。

***

さて、もうひとつ。
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こちらは赤坂「塩野」の11月の生菓子“亥の子餅” あ、ややウリ坊っぽい。


柔らかい求肥製の皮から胡麻のぷちぷちとした食感が楽しい亥の子餅、中は粒あんです。
当たり前だけど、川端道喜のものとはまったく違う味わいで、これまた楽しいお茶のひとときでした。


塩野:港区赤坂2-13-2(東京メトロ千代田線赤坂駅より徒歩1分) 日休

和菓子

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2007-11-06

虎屋ギャラリー(赤坂)/歴史上の人物と和菓子展と「虎屋饅頭」

堂々。
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キノコ撮影の季節が過ぎて、わが家にもやっと芸術の秋がやってきました。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」にも感激しましたが、この時期のお楽しみ、「虎屋ギャラリー」で虎屋文庫資料展が開催されていますよ〜。
展示内容はこちら(とらやのサイト)

今回のテーマは「歴史上の人物と和菓子」。
清少納言が「超おいしー」といったかどうかは知らないけど、当時の貴重品である氷に高級甘味料・甘葛(あまずら)をかけたかき氷や、織田信長が好んだいまのようにツノのない金平糖などなど、あの人が好きなカステラ、その人が好きな饅頭、と時代とともに菓子の変遷も見ながら楽しめる内容となっています。
とはいえ今回の展示はやや地味めな印象ですが。


さて、展示の中に水戸黄門が友人の古稀祝いに贈ったという福寿饅頭がありまして、といってもそれは古稀70歳にかけて重さを70匁(約260g)にした大饅頭なんですが、その複製品? 小さく作って紅文字で「福寿」と入れたおまんじゅうが本店で売られています。
昼過ぎに行ったのに、売切れ。

ならばと購入したのが、10月〜3月まで、東京では赤坂、銀座、東京ミッドタウンの3店舗のみで販売している酒饅頭の“虎屋饅頭”。
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その白さと丸みが堂々たる風格を感じさせます。

箱を開くとほのかに立ち上る香りに、くらくら〜っ。蒸したもち米と麹をじっくりと発酵させた酒種の酵母でふっくらとふくらんだ、歴史あるおまんじゅうなのです。
真っ白な皮に包まれたのは、ここにまでもお酒の香りがしみ込んだ「御前餡」。

添加物を使用していないので硬くなりやすいため、ぜひ蒸すか焼くかしてお召し上がりください〜とのことだったので、蒸しなおせばまたほのかに漂う酒種の香り。焼けば香りとともに皮の香ばしさも加わって、ひゃあ〜これはまたおいしいなあーと満足満足。
味わいもさることながら、やはりこの香りがたまりません。

そんなわけで今回もあんころりんさんのお力をお借りします。割った写真、焼いた写真、いろいろあります。
「虎屋饅頭」伝統の味はうまいのか 10月の栗粉餅,栗蒸し羊羹 11月まで栗あんみつ,栗ごよみ

前回の虎屋ギャラリーの資料展に関する記事はこちら
虎屋ギャラリー(赤坂)/和菓子百珍展(2007/5)


「歴史上の人物と和菓子」展
開催中〜2007/11/30(金)まで 10:00〜17:30 会期中無休
虎屋ギャラリー:港区赤坂4-9-22 虎屋ビル2階(地下鉄赤坂見附駅より徒歩7分)
入場無料
※毎週月曜の10:30には展示解説が受けられます。

 虎屋のサイト●http://www.toraya-group.co.jp/main.html

和菓子

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2007-11-01

ナポリ「FAELLA(ファエッラ)」のパスタ

たまにはパンでもお菓子でもない話題を。

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なかなか見かけない「ファエッラ」のパスタ、これ大好きなんです。

パスタ発祥の地で、1週間かけてゆっくり低温乾燥させる製法で作られているファエッラ社のパスタ。
ものすごい歯ごたえで、噛むごとに粉の旨味を味わえる。初めて口にしたときはちょっとびっくりしました。
写真は“カンデーレ”というやや大きめのマカロニ。あご、鍛えられます。よく噛むのでお腹がいっぱいになります。

毎年、新宿伊勢丹で開催されるイタリア展に出店するのがそれはそれは楽しみで、1kg入り 1,575円って少し高くて重くて袋がデカイのですけれど、まあ年に一度の贅沢ってことでいいじゃないか、と言い聞かせて買っております。
今年の伊勢丹の催事は先月終わってしまったのですが、購入することはできますので、興味のある方は輸入元のサイトをご覧ください。

表面がざらっとしていてソースがよくからみます。
多めに塩を入れて茹でてしっかり塩味つけ、オリーブオイルをかけるだけでもワインのつまみになりますよ、きっと。あ、でも少量ね、あご疲れるから。


ファエッラ(輸入販売元のサイト)

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