老松(京都)/上生菓子「山の幸」
今夜は十三夜〜
ひげダンス?
うまいことできているというかなんというか、秋も深まってくるとちゃーんと芋やら栗やら食べたくなって、せっせと芋ようかんを作ったり、栗と格闘して渋皮煮を作ったり、その味覚を楽しんでおります。
さて、先月十五夜のお月見は「芋名月」ということで小芋の形をした和菓子をいただきましたが、今夜の月もお月見するのですよね、「栗名月」です。
まあ栗名月かどうかにかかわらず、新宿伊勢丹の「老松」の前を通ってはそのかわいらしさにワクワクしていた栗のお菓子、お見せいたしましょう。そうさ、わが家はこんな形が大好きなのさ。
「老松」の上生菓子“山の幸”
中は栗あん。そしてそれを包むのはこしあんではなく『こなし』。
和菓子のセンスの良さにはいつもいつも感激しておりますが、秋の味覚をこんなにシンプルに表現するなんて、かわいい形のみならず味にもぐっと惹きつけられるのでした。
※栗菓子いろいろ、あんころりんさんの記事にも
→ほっくりと秋だけの栗菓子、亥の子餅 京都「川端道喜」亥の子餅「老松」栗しぼり、丹波太郎 大阪「廣井堂」栗むし羊羹
ああ、亥の子餅と栗蒸し羊羹の記事も書きたいわ〜
老松(伊勢丹新宿店):新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1F
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コメント
毎度のご紹介ありがとうございます♪
今外を見たらなんて素敵なお月様、栗名月にふさわしい♪
今夜もお芋蒸かして、栗のお菓子を食べてます。
山の幸、ホントに飼いたいくらいに可愛いですね。編みたくなっちゃうでしょ(笑)
ホントに老松が新宿に出来て良かった~~。
毎度目からウロコをばしばし落としてくれる思いがけないセンスの良さですよね~。
おかげで少しだけ人生やり直せそう?
あ、和菓子って我が師だったのかあ。
投稿: あんころりん | 2007-10-23 18:47
>あんころりんさん〜
さっそくにありがとうー!
わたしは明るいうちに栗を食べてしまいましたが、さっきあわてて見たらステキなお月さまですねえ、ほんとに。
和菓子=我が師!! すばらしい変換です。
編んで飼いたい山の幸(笑)。その前に栗羊羹編みたいかなー。簡単そうだし。
投稿: kozue | 2007-10-23 22:04
まあ、これはまた可愛い上生菓子ですね。
別に目鼻がついているわけでもないのに、「可愛い♪」と感じてしまうのが、なんだか不思議ですね。
投稿: 和菓子ハンター | 2007-10-23 22:35
>和菓子ハンターさん
ええもうたまらなくかわいらしいですよねー。
キューピーさんのような形のせいかしら、ひげともくちばしともとれる白いラインのせいかしら。
投稿: kozue | 2007-10-24 13:14
ご無沙汰しています。
老松の山の幸、ついつい欲張って栗きんとんと一緒に京都の本店で購入しました。(笑) 拙ブログでは「こしあん」としていましたが、餡にしては堅いと思ったら「こなし」ですか。 食べるばかりでまだまだ勉強不足ですね。
投稿: 笹団子 | 2007-10-27 16:23
>笹団子さん
そうそう、本店に行かれたんですよね。うらやましいです〜。
わたしは買うときに「こなし」と確認したので、ほお〜すばらしいと思いながらいただきました。でも知らなかったらちょっと悩むところですね。
投稿: kozue | 2007-10-27 22:43