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2006年11月

2006-11-28

清風堂(長崎)/チーズカステラ

カピパラ一番、カステラ・・・三番くらい?


もうすっかり忘却の彼方ですが、ひと月ほど前に長崎へ行きました。ここ1年ほどずーっと「長崎バイオパークでカピパラと触れ合いたいわ〜カピパラさんと仲良くしたいわ〜カピパラさん〜〜」と言い続け、「え? お休みとれるの? じゃあぜったい長崎ーー!」となったわけですが、この旅行、食に関しては牡蛎、ウチワエビ、野母んあじ(のもんあじ)など魚介類のお楽しみ以外はカステラ2店のみという、わたしにしてはえらく健康的な旅となりました(笑)。

カピパラとの触れ合いの様子に興味のある方はこちらを
写真音痴の観撮日記「バイオパークでカピパラ三昧」


さて、カステラといってもお店によってずいぶんと味も食感も違います。長崎にはカステラのお店がたくさんあって、全部を食べ比べるなんてとても無理なのですが、10年前からお気に入りのカステラがあります。

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「清風堂」の“チーズカステラ”(右)。左はプレーンタイプ。


開封してしばらく置いたままにすると、すごいチーズ臭、いや違う、チーズの香り。チーズケーキでもなくチーズスフレでもない、食感はまさにふんわりカステラながら、ヘタなチーズ菓子よりもはっきりとチーズの香るところが好きです。

プレーンタイプの方は自身の重みでやや圧縮されているのがわかりますね。けっこう<卵>を感じる味です。これはこれで好きだけどね、もっとお気に入りがあるから。それは後日。

どちらもザラメを使っていて、カステラの底についている紙にもザラメの跡は確認できますが、ほとんど溶けてしまうようで歯には当たりません。
こどもの頃は、あのザラメがざりっと歯に当たるのが苦手でねー。いまでもあまりざりざりとしたのは苦手ですが。そんな方にはおすすめできます。

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包装紙も圧倒的に“チーズカステラ”(奥)の紺とオレンジのデザインが好き。


清風堂:(長崎駅前店)長崎市大黒町8-5

和菓子 

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2006-11-24

フォートナム&メイソン(銀座)/モーニングロール

甘いあま〜い朝のパン

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「フォートナム&メイソン」の“モーニングロール”


銀座三越の「ペルティエ」のあとに「フォートナム&メイソン」がやってきました! 個人的には「ペルティエ」は赤坂見附のお店が一番好きだし、「フォートナム&メイソン」のある日本橋三越はあまり行く機会がないので、ちょっとうれしいのです。


さて、“モーニングロール”は軽やかな外見を少し裏切る、ふんわりしながらもしっかり噛みごたえのあるパン。
そしてほんのり甘い。いやふんわりと甘い。いやいや口いっぱいに広がる甘さ。少しも嫌味な甘さではなくて、じわじわと糖分が運ばれて頭が回転し始めるような(笑)
“コテージ”の酸味と“モーニングロール”の甘みでしゃっきり目が覚めました。


とくにお気に入り“イギリス山食(紅茶)”と“コテージ”の記事はこちら。
フォートナム&メイソン(日本橋)(2004/10)


フォートナム&メイソン:東京都中央区銀座4-6-16 三越銀座店B1(東京メトロ銀座駅より徒歩0分)

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2006-11-20

アリエッタ(五反田)/カンパーニュ

カンパーニュが好き。
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先日、東急東横店を通りかかったら食品売場の催事に「アリエッタ」が出店していました。
五反田は行く機会のないところなので、こういう催事はありがたい。しかも気づいてよかった。でも時間的に商品少なくて残念。

アリエッタのパンは何度も食べているのに、いつもいただきものだったので、自分で選ぶとなると迷います。といいつつ、迷わずカンパーニュ(笑)。
こういうシンプルなパンで、朝食から幸せな気分を味わうのです。


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パン・オ・オリーブ(だったかな?)

黒オリーブ入りのもっちりした生地のパンはワインとともに、のつもりが朝からがつがつと。


もうじき広尾に支店ができるそうです。広尾もまた行く機会のないところなんだけどな〜。


パネッテリア アリエッタ:品川区東五反田2-5-1 ルネッサンスビル1F(JR五反田駅より徒歩4分)
 ※渋谷東急東横店の催事にて購入。催事は11/19で終了。

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2006-11-15

デュヌラルテ(青山)/キュブ ベーとシリンドル ブール

さらに類い稀なるパン
おいおい、クロワッサン生地が円筒形だよ。

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後列左から“シリンドル ブール”、“シリンドル ショコラ”
前列左から“キュブ ベー”、“キュブ セー”


昨日に続き、リニューアル後の「デュヌラルテ」。
※昨日の記事はこちら→デュヌラルテ(青山)/タンバ


わたしにとってのデュヌラルテは“ブリオサン”というブリオッシュなしでは語れないのですが(語るほどのものもないけど)、なくなってしまったのですよ、ブリオサン。そもそも普段からブリオッシュを積極的には買わないのですが、ブリオサンは別格、という存在でした。
※2年も前のブリオサンの記事はこちら→デュヌラルテ(青山)

さて、新しいブリオッシュはキューブ型であります。しかも表皮がカリッカリというかパリッパリというか、そんな感じであります。
えーーなんじゃこりゃーー、と思って眺めると、内側は間違いなくブリオッシュなのであります。ちなみにデュヌラルテのブリオッシュは昔も今も卵を使っていません。
“キュブ ベー(B)”は蜂蜜とバター、“キュブ セー(C)”はショコラ、ではキュブAはないのかと突っ込みたくなりますが、たぶんBはブール、Cはショコラの頭文字ではないかと。

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端からカットしてみた


もうひとつ、ブリオッシュにきび砂糖のカスタードクリームをはさんだ“カンヌ”というパンがあります。思いっきりつぶれたので写真はお見せできませんが、こちらも“キュブ”同様、皮がパリッとしています。
商品リストを見ると<バター110%使用>とあります。危険な食べモノだ(笑)
以前のデュヌラルテにもブリオッシュにきび砂糖のカスタードクリームをはさんだ“カンメ”というパンがあったのですが、表皮がパリッパリになっただけでまったくの別モノになりました。


円筒形の“シリンドル”は発酵バターの折込生地。クロワッサンのサクサクが、なんかこう内に向かってぎゅぎゅぎゅっと。ひとくち噛むとですね、サクサ・・むぎゅ。また噛むとですね、パリパ・・むぎゅ。口の中で軽やかな音が中途半端に吸収されてしまうような(笑)
これがけっこうおいしいのですよ。

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“シリンドル ショコラ”(右)の渦巻き中の空洞はガナッシュの溶けたあと


シリンドルもキュブも、ショコラのビターな感じはいいけれど、でも圧倒的に“シリンドル ブール”、“キュブ ベー”の方が好みです。


デュヌラルテ:港区南青山6-13-9 アニス南青山2F(地下鉄表参道駅より徒歩15分) 水休

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2006-11-14

デュヌラルテ(青山)/タンバ

なんとデュヌラルテにあんぱんがっ!

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“タンバ” ヘソが目印、さてその中身は・・・


先月、友人から「デュヌラルテが知らぬパンばかり〜」というメールが届きました。ええ、もちろんわたしもノーチェックでしたよ。だってしばらく魅力なかったんだものー。
あわててお店のサイトを見ると、あれあれほんとに知らないパンばかり。きゃーーーお店に行かなくちゃーーー。
で、買って撮影して食べて、ひと月近く放置しておりました。もう記憶がだいぶ薄れておりますがお許しを。

サイトによるとシェフが交代したのですね。パティシエでもあるシェフのカラーがよくあらわれたリニューアルのように思います。だってあの無機質だったお店のカウンターから、まず目に飛び込んでくるのは色鮮やかな(でも小さな)ケーキたち!
個人的には、初代のパンを引き継いでかえって魅力に欠けてしまった2代めシェフのパンを思うと、よくここまで思い切ってくれました、と拍手を送りたくなります。
それでいて「類い稀なパン屋さんでありたい」という部分はしっかり引き継がれていると思うのです。


さて、霊界に通じていそうな名前のパン“タンバ”は栗粉入りのセミハード生地に丹波黒豆100%のあんを包んだもの。
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黒豆あんか、そうだよな、こんな味になるよな、と納得ですが、甘さ控えめで上品なあんでした。
そのあんに合わせた生地もよろしいじゃないですかー。まさに類い稀なあんぱんだ。
でも何より、デュヌラルテにあんぱんがあるよーってまず感激しちゃったのですけれど。


デュヌラルテ:港区南青山6-13-9 アニス南青山2F(地下鉄表参道駅より徒歩15分) 水休

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2006-11-09

京都鶴屋 鶴壽庵(京都)/壬生の郷

つらい催事

いや何がツライって、去る10/25〜31に新宿タカシマヤ地下で行われた「京都の銘菓選集」ですよ。
って昨日とまったく同じですね、はい。
昨日の記事はこちら

数々のお菓子の中から選ぶのは楽しいけれど苦しいわけで。それでもやっと選んだものがおいしかったから、行ってよかったねー買ってよかったねー楽しかったねー、さらにはまたこんな催事やってほしいねー次回はあれとアレとそれとこれも買いたいねーと欲深くなるわけです。
で、昨日のポイッと口に入れられる「二條若狭屋」の“やき栗”とともに選んだ少し日持ちのするものはこれ。

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「京都鶴屋 鶴壽庵」の“壬生の郷”


店名の強弱のつけ方としては「鶴屋」にアクセントをおくのが正しいのでしょうか。新選組にお屋敷を提供した八木家の子孫が経営されるお店です。なんだかよくわからないけどすごそうな気がしませんか。
というのはあとで知ったことでして、とにかくその断面に魅了されました。ほら、粒あんを村雨ではさんでいる。

そう、粒あん+村雨といったら大好きなアレを思い出すでしょ。
→「俵屋吉富」の“雲龍”の記事“龍鳳”の記事をご覧ください

村雨にはさまれたあんの中央には鶏卵素麺。あ、写真では若干中央よりズレていますが、お店の理想としては中央に黄色ではないかと(笑)。
なんでも壬生の地はむかし菜の花畑が一面に広がっていたとかで、この鶏卵素麺は菜の花をあらわしているのだそうです。
鶏卵素麺は沸騰した糖蜜に卵黄を糸状にたらして作る南蛮菓子で、鶴屋さんの商品にもあります。


さてそのお味は、甘過ぎず、すっきりした甘さと後味。俵屋吉富の“雲龍”より村雨の割合が少ない分ちょっと飽きてきそうなときに飛び込む鶏卵素麺。この鶏卵素麺と小豆がひとつになるとまたよい味わいで、二度楽しめます。
鶏卵素麺だけでは食べたいと思ったことがないんだけどなあ、いいなあコレ。


京都鶴屋 鶴壽庵(かくじゅあん):京都市中京区壬生椰の宮町24
 web●http://www.kyototsuruya.co.jp/
※高島屋新宿店催事にて購入

和菓子 

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2006-11-08

二條若狭屋(京都)/やき栗

つらい催事

いや何がツライって、去る10/25〜31に新宿タカシマヤ地下で行われた「京都の銘菓選集」ですよ。
まったくチェックしていなくて、「近所の和菓子屋さんの豆大福、パン屋さんのあんぱん」のあんころりんさんからお知らせのメールをいただいてすっ飛んで行ったら、何なにナニこの楽しさはっ!? 「出店のご案内」にプリントされたお店だけでも60店舗、そのほかにも取り扱う予定のある店があるというし、各店舗から複数のお菓子が出ているし、食べたかったあのお菓子、聞いたこともないお菓子、あれもこれも食べてみたい、でもそんなに買えない、あ〜〜選べない〜〜〜。
かつてこんなに魅力的な催事があったでしょうか。あー楽しかった、と会場をあとにしたら連れがいいます「わたしは辛かった」。そりゃそうだ、あんなに魅惑的なお菓子を目の前にして、ほとんどをあきらめなければならないのですもの。

出かける前に立ち寄ったのと、その2日後から旅行だったので、悩んで悩んで、すぐにでもポイッと口に入れられるもの、そして少し日持ちのするものを選ぶことにしました。


まずはポイッと口に入れられるもの。「二條若狭屋」の“やき栗”でございます。
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ほっくりと炊かれた丸ごとの栗。これを白小豆を使った栗あんで包んで、といってもあんは薄く包んであって、ほとんど栗。ごろっと栗。表面の焼き色は溶き卵をぬって焼かれたものだそうです。
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つまんでポイッといただくには最適でした。というか、すぐに2つめに手が出てしまいそうです。


あんころりんさんのブログでは今回の催事での収穫についてここから楽しすぎる連載中(笑)
かまど炊き粒々あんこ、中村軒の麦代餅 京都から来た腹太なしこしこ餅


二條若狭屋:京都市中京区二条通小川東入西大黒町333-2
※高島屋新宿店催事にて購入

 和菓子

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2006-11-06

虎屋ギャラリー(赤坂)/和菓子アート展

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“音”という名の「とらや」の生菓子。
きんとん製の5色のそぼろがいろいろな音を表現しています。中には小倉あん。


和菓子は五感の芸術。
とはつねづね感じていることなので、「アートな和菓子」と言葉で聞いただけでは、そりゃそうだ、と思うのですが、今回の虎屋ギャラリーは『和菓子アート』なのですよ。ん? なんだそれ? ちょっと楽しそうではありませんか。

以前にもご紹介した、和菓子の「とらや」が年に1〜2回開催する展示会。今回は所蔵する虎屋文庫資料展とは趣を変え、和菓子をテーマにしたアーティストの作品を展示しています。
それは木で和菓子の形を作ったものだったり、お菓子の木型で和紙をかたどった“和菓紙”だったり、ミニチュアもミニチュアなのに和菓子の技法で作られた極小サイズの工芸菓子だったり、それはもう楽しいものばかり。
展示内容はこちら(とらやのサイト)

とらやのサイトではいまひとつ伝わらないのが残念ですが、ほんとうにすてきな作品ばかりなのですよ。
ねえねえ、木のおまんじゅうを割ると木の小豆がぽろぽろとこぼれるなんて、想像できる?


で、関連イベント「和菓子展」として、青山スパイラルマーケットでも作品の展示をしていて、こちらでは購入することもできます。
木の温泉まんじゅうのかわいさに、買ってしまいそうな勢いで向かいましたが、手の出せるお値段ではありませんでした(笑)


20,000円の温泉まんじゅうは買えないが、とらやで420円の“亥の子餅”は買ってあるのだ。
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亥の子餅ってとても古いお菓子だと思うのですが、いろいろなレシピがあるのでしょうか。
とらやの亥の子餅は鎌倉時代の文献を参考に作られたそうで、お餅に胡麻と干し柿が混ぜてあります。きな粉の香りが立って、地味ながらもじっくり味わえるお菓子でした。
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虎屋ギャラリーの前回の資料展の記事はこちら
旅先の口福「和菓子で楽しむ道中日記」展


「和菓子アート展」
開催中〜2006/11/30(木)まで 10:00〜17:30 会期中無休
虎屋ギャラリー:港区赤坂4-9-22 虎屋ビル2階(地下鉄赤坂見附駅より徒歩7分)
入場無料
※毎週月曜の10:30には展示解説が受けられます。

 虎屋のサイト●http://www.toraya-group.co.jp/main.html


関連イベント「和菓子展」
開催中〜2006/11/15(水)まで 11:00〜20:00(最終日は19:30まで)
スパイラルマーケット:港区南青山5-6-23 スパイラル2F

和菓子

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ところでわたしもアートしていたので更新が滞っておりました(ちょっと嘘)。

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kozue作:あみぐるみ「ほんしめじ」(笑)

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