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2004-09-17

俵屋吉富(京都)/雲龍

家人が”雲龍”を食べたいと言い出しました。“雲龍”って何?
というわけで検索して向かったのは、日本橋タカシマヤ地下の「俵屋吉富」です。

よく似たお菓子に「鶴屋吉信」の“京観世”があります。どちらも村雨というそぼろ状のあんと小豆あんをのの字に巻いたもの。ということで比較写真。
unryu2_s.jpg
鶴屋吉信“京観世”(上)と俵屋吉富“雲龍”

味はどちらも上品な甘さ。
雲龍は全体にしっとりしていますが小豆あんには寒天の弾力を感じます。一方、京観世は村雨あんがぽろぽろしていて小豆あんはやわらかめのあんこ巻きという印象。
こうやって並べてみても、ずいぶん違うものですね。

で、わたしの好みは“雲龍”なのでした。
ちなみに白インゲン豆のあんを使った“白雲龍”というのもありますが、“雲龍”と並べて食べてしまうと残念ながら負けてしまいます。雲龍の方が奥深い味わい。
しかし白あん好きなわたしにとっては、単独で食べるとなかなか魅力的な和菓子です。


俵屋吉富(本店):京都市上京区室町通上立売上ル 日休
 ※都内にはタカシマヤ日本橋店、西武池袋店に店舗あり
 web●http://www.kyogashi.co.jp/

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